14日の「成人の日」を前に、岩手県内19市町村で13日、成人式が行われた。
東日本大震災で大きな被害を受けた陸前高田市の成人式は、
同市高田町の一中体育館で行われ、新成人236人と来賓や保護者ら約270人が出席。
新成人は、震災で犠牲になった同級生11人の遺影と共に式に臨んだ。

「ふるさとのために力を合わせよう」。
失った仲間の思いを胸に、新成人たちは新たな一歩を踏み出した。
同市の新成人のうち震災で11人が犠牲になった。
今回の成人式では、新成人で組織する実行委が一人一人の遺族の元を訪れて協力をお願いし、
全員の遺影がそろった。
「何があっても決して忘れない。あなたたちは大切な仲間です。
失った仲間の分まで、力を合わせて復興の役に立ちたい」。
代表で誓いの言葉を述べた黄川田隼基(じゅんき)さん(20)の力強い声が、会場に響き渡った。
2013・1/14付 岩手日報より
去年もそうでしたが、震災以後、新成人たちの意識が変わったような気がします。
「犠牲になった友の分まで」 「ふるさとの復興のために」 「自分も役に立ちたい」
こうした言葉に表われているように
それぞれが しっかりと自覚している姿に目頭が熱くなります。
これは被災地だけではなく、みな大人の責任について真剣に考えるようになったのか、
今年はひところよりも 成人式での馬鹿騒ぎが少なかったようですが、
やっぱり騒ぐ輩がいるんですねぇ。。 これは甘え^^

TVで見たんですけどね、明治時代以前には、大人とみなされるには
農民の場合、男は75キロの重さの物を背負えること、
女は一日に2反(約600坪)の田んぼの草取りが出来ることが条件だったそうですよ。
…2反の草取り~
キツぅ。。 (=`ェ´=;)ゞ
←成人は無理^^
年齢よりも 「どれぐらい仕事が出来るか」だったんでしょうね。
また、武家の子息であれば、11~17歳ごろに元服。
重要な責任と義務を負い、命を懸けることも辞さない一人前の武士になります。
ちなみに成人が20歳と決められたのは、明治時代になって
20歳で徴兵検査を受けるようになってからだそうです。
いつの時代でも 大人になるには、相応の重い責任が伴なっていたんですね。
遅ればせながら 気が引き締まりましたよ。(笑) o(`・ω´・*o)
キリッ
新成人たちに「ガンバレ
」って言うだけじゃなくて、
旧成人たちも 恥かしくないように 立派な模範を示さなくちゃね。 d ( ´ω`* )