芸能オンチですけどね、臼澤みさきちゃんは大好きなんですよ。
津波で町が壊滅した 岩手県大槌町在住、中学2年生の新人歌手です。

先日、地元のTV番組で 紹介されていましたが、
小学3年生の時から民謡をはじめ、小6の時に
町が津波で壊滅するのを目の当たりに…
その時の恐怖で「もう歌うことは出来ない」と
思ったそうですが、民謡教室の先生の励ましで、
慰問活動で避難所を回り、最初は泣きながら歌った
そうです。 ところが被災した方々が喜んでくれる姿に
逆に励まされ、続けていた時に「慰問活動の民謡
少女」の噂が広まり、歌手デビューのきっかけになりました。
7/25、歌手デビューの当日、再開した地元のショッピングセンターでの
お披露目コンサートには たくさんの方々が集まりました。
TVでは みさきちゃんの歌う 「故郷~Blue Sky Homeland~」の背景に
大槌の真っ青な空と海、そしてがれきの山で作業する4台の重機。
それを見たとたん、 どっと涙が。。
なぜだか わからないけど、涙が勝手に出てくるんですよ。。

TVの中でも、多くの方が みさきちゃんの歌を聴いて涙ぐんでいました。
おそらく被災地ではみんな涙をこらえて必死に頑張って来たから、
みさきちゃんの歌声を聴いたとたん、張り詰めていたものが吹き出したんでしょうね。
まさに心を打つ、癒しの涙でした。
惜しくも レコード大賞の最優秀新人賞は逃しましたが、
被災地でなくても 現代人の乾いた心を癒す歌声ですね。