ヨコハマタソガレバナナスタンド -4ページ目

ヨコハマタソガレバナナスタンド

都内某劇場勤務。
ミュージカル、映画、将棋、落語、特に志ん朝、音楽、なかでもクレイジーケンバンド、ビートルズ、野球、わけてもベイスターズ、These are a few of my favorite things

【前回までのあらすじ】
ディマジオは偉大だなあ♪
トム・ウェイツの「想い出に乾杯」はいい曲だなあ♪

野球ソングとして素晴らしいなあ♪

 

 

 

 

数多のトムウェイツの名曲の中でも、僕がダントツに愛してやまないのは「A sight for  sore eyes (想い出に乾杯)」です。

何故かと言えば、この曲が“野球ソング”として素晴らしいデキの曲で、僕が熱烈野球バカにして“野球ソング”愛好家だからです。

酔っぱらって酒場でクダをまく男の一人称の歌で、久しく会ってない知人とバーでばったり。

とりとめのない近況報告をし、その友達と往年の名選手たちに乾杯をして更に杯を重ねる。。。。

 

じゃ、あらためて原詞を転載しますね。

 

A Sight for Sore Eyes / Tom Waits

hey sight for sore eyes   

it's a long time no see 
workin hard hardly workin hey man you know me 
water under the bridge did ya see my new car 
well it's bought and it's payed for
parked outside of the bar  

and hey barkeeper what's keepin you keep pourin drinks 
for all these palookas hey you know what I thinks 
that we toast to the old days and Dimagio too 
and old Drysdale and Mantle, Whitey Ford and to you  

no the old gang ain't around everyone has left town 
'cept for Thumm and Giardina said they just might be down 
oh half drunk all the time and I'm all drunk the rest 
yea Monk's till the champion but I'm the best


and hey barkeeper what's keepin you keep pourin drinks 
for all these palookas hey you know what I thinks 
that we toast to the old days and Dimagio too 
and old Drysdale and Mantle, Whitey Ford and to you  


I guess you heard about Nash he was killed in a crash 
hell that must of been two or three years ago now 
yea he spun out and he rolled he hit a telephone pole 
and he died with the radio on 
no she's married and with a kid finally split up with Sid 
he's up north for a nickle's worth for armed robbery
hey I'll play you some pin ball hell you ain't got a chance 
well then go on over and ask her to dance 
 
and hey barkeeper what's keepin you keep pourin drinks 
for all these palookas hey you know what I thinks 
that we toast to the old days and Dimagio too 
and old Drysdale and Mantle, Whitey Ford and to you  

 

でもって、僕の中三英語with英辞郎on web、google翻訳&他のサイトの和訳カンニングしまくりで、ざっくり意訳っぽいことしてみちゃったりしたの下記に置いときますね。

もっとちゃんとした訳詩、対訳をご希望の向きは、ネットにいろいろ落ちてるんで、アレしてくださいな。

 

 

想い出に乾杯

 

 

おっと、珍しい顔!
ひさしぶりだなぁ
ん?こっちはどーにかやってたよ
えーっ!?俺が誰だかわかるよなぁ?なぁ?
んー、川の流れは矢の如しだっけ?
おー!そーそー、あのさ、新車買ったのよ、見た?
ねえ見た?見た?
ローン完済!カンペキに俺の車だもんねー
外にとめてあるやつ

ちょっと、ちょっと、お兄ちゃん、ちゃっちゃと酒ついでよ
みんなにだよ、みんな
この間抜ヅラしたやつら全員
乾杯するんだからさぁ

 

“古きよき時代”に乾杯するぞ
ディマジオにもな
それから懐かしのドライスデール
マントルにホワイティーフォード
ついでにお前にも乾杯だな

 

馴染みの奴らも誰もいないよ、もう

とっくに街から出てっちゃったよ
サムとジャーディナはまだいるよ
ここに来る筈だぜ、たぶん
んー、いい感じで酔ってきたかも
いい感じかヘベレケグニャグニャグデングデン。。。シラフの時がないんだよなぁ(笑)
そーそーそー、そこはなんたってモンクがチャンピオンよ
ったって、まぁ、俺様にはかなわないけどな

 

“古きよき時代”に乾杯するぞ
ディマジオにもな
懐かしのドライスデール
マントルにホワイティーフォード
ついでにお前にも乾杯だな


知ってるよな?ナッシュが事故って死んじゃったの
二年前だっけ? 3年?
スピンして。。。電柱にさ。。。。
ラジオを鳴らしながらな。。。。
あの女、子供ができたけど籍はいれないでさ

まあ、なんだかんだで結局シドと別れたんだってな。
あいつの方は、ちんけなコソ泥でしくじって北の刑務所だってさ
おい、ピンボールやろーぜ
ま、勝負にならねーけどな
なんだよ、じゃ、あっち行け
あの女にダンスでも申し込みゃいいじゃん

 

“古きよき時代”に乾杯するぞ
ディマジオにもな
懐かしのドライスデール
マントルにホワイティーフォード
ついでにお前にも乾杯だな

 


 へたっぴな意訳なんで、後からグダグダ補足しますね(笑)

基本的には、酔っ払いの一人称のとりとめもない戯言なんですけど、それぞれのセンテンスが繋がりのある話なのか、まるで別の話なのか、判然としない。。。。例えば事故で死んだナッシュの話のあとに出てきた“She”は、ナッシュと関係のあった女性なのか。

北の刑務所に服役中の“He”は“She”と別れたシドと同一人物なのか。

これをトムウェイツのあの声、あの歌い方でやられると、更に酔っ払い感増し増しで、もー話しかけてるつもりの相手も、とっくに女の子の方に行ってて、延々独り言状態なのではなかろーか?と。

この曖昧なグダグダ感が絶妙ですね。

そーなると、イントロの「蛍の光」も閉店BGMに聴こえてくる(笑)

アメリカでそーゆー風習があるのか知りませんが。

 

 僕はこれから、この曲に登場する赤字ハイライトした4人の偉大なベースボールプレイヤーについて語ろうと思います。

 この曲は彼等が何者か知らなくても、バーソング、酔っ払いソングとして名曲です。

 しかし酔っ払いソングがこの曲の第一の相とすると、第二の相、野球ソングとして実に巧妙な仕掛けが施されていて、4人の名前の並び方で、この曲で歌われている酒場がどこにあって、それがいつの時代で、この酔っ払いがどんなヤツで、どんな気持ちでよっぱらっているのか、全てプロファイリングできてしまうよーに作られています。

 ところが、いろいろな対訳や解説を見て回っても第一の相の名曲としてのみ語られるばかりで、第二の相の野球ソングとしての見事さについて触れてるものは見つけられませんでした。4つの名前も「往年の名選手」的な注釈があるのみ。

、この名前づくしの並びが如何に見事かについて触れてるものを見つけられず、うーむ、ロンドンブーツの底にウナコーワな気分なんですよ。
トムウェイツ愛好家、歌詞翻訳名人、野球ファンの交わり部分ににポテンヒットって感じです。
んじゃ、中三英語、所有トムウェイツアルバム3枚だけだけど、熱烈野球バカの僕がネットの隅っこに書き残しておこう、と。

そんでもって、この曲の名前尽くしが気になって隅っこまで検索した人の足の底を丁寧に、お掻きいたします、ご主人さま♡
オプションで、オムライスにケチャップで野球選手のお名前かいちゃいますぜ、ご主人様♪と。
或いは。。。。。

おおっ!ポテンヒットかと思いきや、そんなトコに野手が!と。
実は、そんな目論見で、この件について語りたくて、ブログなるものに手をだしてみました。

なので、この件を語りつくしたら、もうブログ更新しないかも(笑)

そんなわけで、ちょいと長い文章になります。

 

“古きよき時代”の象徴としてのディマジオ

toast to the old days(“古きよき時代”に乾杯!)ときて、dimagio too(ディマジオにもな)となる訳ですが、ディマジオについては前回も語った通り、ヘミングウェイの「老人と海」やサイモン&ガーファンクルの「ミセスロビンソン」そして映画版「さらば愛しき女よ」でも一野球選手よりも大きな何かの象徴として登場する野球の歴史上最大のビッグネーム&ロールモデルです。
あ、ディマジオに関しては、こんなヒット曲もあります。

何かの象徴としてではなく、ベースボールプレイヤーとしてのディマジオへの愛を真っ直ぐに歌ったレス・ブラウンズオーケストラwithベティーボニーによる1941年の曲で、タイトルもズバリ「Joltin Joe Dimaggio !」

 

 

 


フルバージョンで聴きたい向きは、ケン・バーンズの労作大長編ドキュメンタリー「Baseball」のサントラ盤に収録されてます。

このサントラ、名盤です。

元のドキュメンタリー作品よりゴキゲンであります。

 

 

 

ディマジオは、その存在にインスパイアされた音楽、文学、映画の量と質では、ベーブ・ルースを超える選手と言っていいのではないでしょうか。

 

 

ドン・ドライスデール①

このディマジオの次に出てくる選手がold drysdale、ドン・ドライスデールです。
この曲に出てくる4人のうち唯一、ヤンキースの選手じゃない、ロサンゼルスドジャースの名投手

4人の名前づくしでディマジオの次にドライスデールを持ってきたのが、この曲一番の工夫なんですけど、そこをご説明するためにもドライスデールさんには一度ベンチに下がっていただいて、その次に登場する名前mantle whitey fordミッキーマントルとホワイティーフォードとゆー50年代最強ヤンキースの投打のスーパースターのお話を先にします。

 

「くたばれヤンキース」の大エース ホワイティー・フォード


黄金時代と称される時期がいくつもある名門チームの輝かしい歴史のなかでも、マントルとフォードが大活躍した50年代のヤンキースこそ最強、イコール野球の歴史上最強チームとゆー声も数多。

1949年名将ケーシー・ステンゲル監督が就任して5年連続でワールドシリーズ制覇。
60年にステンゲル監督退任までの12シーズンで10度のリーグ優勝、うち7回ワールドシリーズ制覇とゆー無敵状態。
あのミュージカル「くたばれヤンキース」のヤンキースは、このヤンキースです。
そのヤンキース、強い強いヤンキースの押しも押されぬ大エースがホワイティーフォードです。

ワールドシリーズ通算22先発・10勝・94奪三振・146投球回。

どれも歴史あるメジャーリーグ史上ナンバー1の記録です。

2013年に絶対的クローサー、マリアーノ・カットボール・リベラの背番号42が、ヤンキース17番目の永久欠番になるまで、ホワイティーフォードの16はヤンキース唯一の投手の永久欠番でした。

因みにリベラの42はジャッキー・黒人初のメジャーリーガー・ロビンソンの背番号として、1997年に全球団の永久欠番になりましたが、その時点で42を着けていたリベラはそのままプレーし続け、引退と同時に“リベラの背番号として”もう一度、永久欠番になったので、ヤンキースには2つの永久欠番としての42があります。
閑話休題、ホワイティーフォードは1950年にメジャーデビューして惜しくも新人王のタイトルこそ逃しましたが112イニングを投げ9勝1敗の好成績を残しエース候補の名乗りをあげましたが、そのまま朝鮮戦争に従軍して負傷、選手生命を危ぶまれる中懸命のリハビリを経て53年にカムバック、207イニングを投げ18勝6敗とゆー見事な成績をあげ、その後大エースとなっていくわけですが、この朝鮮戦争従軍とゆーキャリアは、この先のマントル→ドライスデール→「想い出に乾杯」と運ぶ話を微妙に味わい深くするはずなので、ちょっと気に留めておいてくださいね。

 

ディマジオの後継者 ミッキー・マントル

 

 

さて、“投”の大看板がホワイティーフォードなら、“打”の大看板はミッキーマントルです。
とゆーか、ミスターヤンキースです。
ベーブルース、ルーゲーリック、ジョーディマジオと、ヤンキース、野球界とゆー枠を超えたスーパースターの系譜です。

通算536本のホームランをかっとばし、長いメジャーリーグの歴史上ただ一人のスイッチヒッターの三冠王。
圧倒的身体能力は様々な伝説を残し、野球選手としての身体的資質としては、ディマジオを凌ぐといわれました。
膝を故障する前は一塁駆け抜けタイムが3.1秒もしくは3.3秒とゆー伝説もあります。
因みに2016年のメジャーリーグで最速駆け抜けタイムがシンシナティーレッズの韋駄天外野手ビリー・ハミルトンがマークした3秒52が最速、平均タイムの最速が3秒85のオークランド・アスレチックス→カンザスシティー・ロイヤルズのB・バーンズ選手。
2人とも20代の若手選手で、また脱線気味に付け加えると、この2016年データで全体5位の3秒98の平均タイムを持つのが御年42歳の我らがイチロー選手。
こっちもゴイスーやよ!!!ですね。
私、熱烈野球バカ長谷川秀人54歳、第3成長期、別名チューネンブトリ、うーむ、しばらく草野球もご無沙汰だけど、推定駆け抜けタイム3泊4日くらいかと。。。( ˘ ³˘)♥
えー、とにかく3・3秒がいかに破格かご理解いただけるのではないでしょうか。
ましてホントのホントに3.1秒だったとしたら、それはもー“駆け抜け”じゃなくて“ワープ”ですね。
しかもミッキーマントルの場合、当て逃げ、走り打ちの小技選手ではなく、ブンブン振り回す野球史に残るパワーヒッターで、特大ホームラン、いわゆるテープメジャーショット連発の選手なので、ますますワープ説が信憑性を増しますね。
日本における“駆け抜け計測”の第一人者キビタ・炎のストップウォチャー・キビオさんは、4秒を切れば“聖域”と言っていますです、はい。
あ、ちなみにテープメジャーショットとゆーのは、巻尺(テープメジャー)で計測しないと測れない特大ホームランとゆー意味。
1953年ワシントンのグリフィス・スタジアムで出た特大場外ホームランを球団広報が巻尺を持ち出して計測して172メートルとゆー数字を割り出しました。
この件をきっかけで“テープメジャーショット”とゆー新語が生まれたわけですが、この172mの初代テープメジャーショットを打ったのが誰あろうミッキーマントルです!
このホームランは計測された最大のホームランとしてギネスブックに載ってるそーです。
また“推定飛距離”でメジャー史上最大のホームランは193m(!)で、打ったのは、またもやミッキーマントル!こちらもギネスに載っているそーです。
マントルホームラン伝説は他にもいろいろあって、“ベーブルースの建てた家”こと旧ヤンキースタジアムライト最上部の鉄傘を直撃直撃したとか、ライトスタンド上の照明を直撃したとか、もーロイ・ハブスの世界ですね。
あ、ロイ・ハブスとゆーのは「ナチュラル」とゆー野球小説の主人公で、映画化された時はロバートレッドフォードが演じてます。
この映画はレッドフォード演ずるハブスが何本も劇的ホームランを打ち、そのホームランの映画表現がいちいち工夫に富み詩情に溢れているのですが、映画クライマックスで放つ特大ホームランは特に“ハブスのザ・ファイナル・ホームラン”と呼ばれ、熱烈野球バカにして野球映画大好き親父であるところの私が野球映画史上最も美しいホームランシーンと思っているチョーオキニーな場面です。↓↓これです♪

 


うーむ。今あらためて観て一番の感想は。。。。若き日のグレン・クロース超カワイイんですけどー!!!━━☆゚・*:。.:(゚∀゚)゚・*:..:☆━━━!!
。。。。。えーと、そんなわけで、マントルゴイスー!!なわけです。

さて、「想い出に乾杯」の歌詞に戻ると。。。
“古き良き時代”とディマジオに乾杯した後、普通に考えれば次に来るべき名前は、ディマジオの後継者であるマントルであるべきです。
或いはマントル、ホワイティーフォードと共に黄金時代を築いたもう一人の大スター、その独特の語録が“ヨギズム”(Yogism)として今でも引用されるヨギ・ベラを挟んでもいいかもしれません。

もしくは人気者、喧嘩屋ビリー・マーチンとゆー手もあります。

しかるに、ここに挟まれるのが一人ヤンキース以外の選手old drysdale ドン・ドライスデールです。

 

※ヨギズムの中で、僕の一番のお気に入りは「終わるまで終わらない」 "It ain't over 'til it's over." とゆーやつで、我が溺愛のベイスターズの試合終盤で、マントラのよーに心の中で唱え続けます。

「スターウォーズ/ローグワン」で戦場のど真ん中を歩くチアルートの心境ですね(笑)

 

※それからビリー・マーチンにも僕の大好きなイカしたレトリックがあります。

 その言葉は監督室にデカデカと張り出されていたそーです。

「規則1.監督は常に絶対的に正しい 規則2.もし監督が間違っていると思った時は規則1を見よ。」

うーん、マーチンイズム炸裂!(笑)

 

 ドン・ドライスデール②

さっきも言いましたが、マントルを差し置いて大ディマジオの次にドライスデールをもってくるのが、トム・得意な楽器はボキャブラリー・ウェイツの真骨頂の工夫で、この曲一番のキモであると熱烈野球バカであるところの僕は考えるわけです。

ドン・ドライスデールは1960年代黄金期ロサンゼルス・ドジャースをサンディー・コーファックス投手と二人で支えた野球史に残る大投手です。
右のドライスデール、左のコーファックス。
この野球史上最も強烈な左右二枚看板とゆーストロングポイントを最大限に生かすべく、いわゆる“ドジャース戦法”を基本に最少得点でも守り抜いて勝つ野球で、ドジャースが60年代を席巻しました。
因みに“ドジャース戦法”とは、アル・キャンパニスが1954年に著した野球技術書で、オマリー家がドジャースのオーナーであった1990年代後半まで、チーム秘伝の書。。。。ま、一般に出版&販売されたから秘伝ではないですが、とにかくチームの基本戦術として、特にルーキー達の野球教育に活用され続けました。

ちなみに、この戦術書をベースに川上監督&牧野ヘッドコーチ率いるジャイアンツが9連覇することになるのですが 。。。。

 


 

いやー、凄い帯コメントですね。

神の啓示!

打撃の神様が受ける神の啓示ですから、神の神の啓示とゆーことになります。

どんな内容かといえば、ま、今で言うスモールベースボールの始祖みたいな戦術書です。。。。おっと!また話がアウトコースにボールになるスライダーしてますね笑)
「ドジャース戦法論」はまたの機会にしてドライスデールの話でしたね。
まったく順番から言ったらディマジオの次に紹介される筈なのに、マントル、ホワイティーフォードの後にされて、やっと出番かと思いきや脱線、ドライスデールさん、いいかげん怒りますよね。
しかしドライスデールさんのお話の前に、ブルックルリン ドジャーズについてお話させてください。
なぜならブルックリン ドジャースにつて語らずに、ドライスデールについて語ることは不可能だからです。
ここはドライスデールさんも納得で、「ま、そりゃそーだ。じゃ、俺はチームメイトとロッカールームでポーカーをしてるから、出番がきたら呼んでくれ」と仰ってました。。。。

 

。。。。。。てなわけでね。
ここから、ドジャースがブルックリンを去る経緯→ブルックリンとロサンゼルスとドライスデール→ヤンキースの暗黒時代と“古きよきアメリカ”幻想の崩壊→野球ソングとしての「想い出に乾杯」の見事さ。。。。と続けるつもりでしたが、いやー自分の語り口の効率の悪さにビックリの巻。
基本的な頭の悪さがこーゆートコにブツブツ。。。。と、ちょっこっと自分が嫌いになったトコで、今日はここまで(トホホ)
6回160球で12四死球だが意外や4失点で試合は捨ててないぜ!のTo be continued  で、乞うご期待の巻!

 

先日wowwowで、ひさしぶりにチャンドラー原作ロバートミッチャムがマーロウを演ずる「さらば愛しき女よ」を観て、やっぱいいなー♡と。



フィリップマーロウシリーズは大好きで、「長いお別れ」はなんならライフタイムNO1のお気に入り小説と言ってもいいくらいなんですけど、意外やチャンドラー原作と映画って、あまり相性がよくないようで、うーむ惜しいなあって出来の映画が多い気がします。

例えばロバートアルトマンの「ロング・グッドバイ」は、なんとかマーロウの一人称の語り口を映像化しよーと実に頑張った意欲作で、とてもよくできてるんだけど、じゃあ原作と比べてどーかといえば、そりゃもうダントツに小説のほうが面白いわけです。

まあ、原作は原作、映画は映画なので比較するのは如何なものかと言われれば、如何なもんなんですけどね。

ただし往年の角川映画コピー「読んでから見るか、見てから読むか」とゆーことでいえば、こりゃもう読んで読んで読み込んで眼光で紙背にボヤを出して消防車出動クラスの読者が数多のマーロウシリーズなので、ハードルが超高くて、ブブカもソトマヨルもイシンバエワも棄権するレベルなんですよね。

そんな中で、この「さらば愛しき女よ」は実に素晴らしいデキの映画だなあ、と。

主演のカークダグラス、これぞファムファタルな妖しくも美しいシャーロットランプリング、撮影も音楽もハードボイルド電波びりびり。 

特にオープニングのタイトル・シーケンス が抜群に“ハードボイルドだど!”(©内藤陳)なんですが、おっと!youtubeに落ちてたんで張っとくぜ。

 


 

 
 

 

 

しかし何と言ってもこの映画のMVPは脚本のデヴィッド・わらの犬・グッドマンですね。

 

 

 

 

 

 

原作にとらわれない大胆な脚色は、かえって原作の魅力を存分に引き出す名人芸。

 

特にジョーディマジオの56試合連続ヒットを物語に取り込んだのが、チョベリ&マンモス素晴らしいアイディアですね。

お見事!!

脱帽!

脱アデランス!

脱頭皮!

そんでもって脱頭蓋骨!でレクター博士にボナペティ♥ですよヒィィ((ll゚゚Д゚゚ll))ィィ!!!

オープニングシーンで、ディマジオの連続ヒットに触れ、エンディングでその連続ヒットが56試合で遂に途切れたことを報じる新聞。

この映画が描いているのが1941年の初夏の出来事だということがわかる仕掛けになっているんですけど、改めてディマジオすげーなー!と。

だって、この映画が製作されたの1975年ですよ。

つまり1975年の(少なくともアメリカの)観客は、あああの時代ね、34年前、1941年の初夏ね、と認識できちゃうわけですよねえ。 

今2017年だから34年前とゆーと1983年。

今年製作の映画に、球界の盟主を賭けたジャイアンツとライオンズの日本シリーズの死闘が出てきたとして、あああの時代ね、1980年代初頭の秋ね、と、わかります?

ん?案外わかるか()

ま、いいや。

いやあ、すっかり前置きが長くなってしまったのう。

ほんとは、ここから3月8日のブログ「ディマジオに乾杯 トムウェイツ「想い出に乾杯」論①」http://ameblo.jp/obiwan110/entry-12254585647.htmlで省略しちゃったトムウェイツの傑作野球ソング「A sight for sore eyes 」(想い出に乾杯)に登場するディマジオを始めとする4人の偉大なベースボールプレイヤーの足跡を振り返り、4人の名前の並べ方にどんな意味があって、だからこの曲は名曲なんだとゆーことを、、熱烈野球バカ的にプロファイリングしちゃうぜ!と思っていたんですが、脱ぎ掛けた羽織の紐を直して、また次の機会に。

Netflixに加入して半年。
作品の下にダウンロードとゆー項目があるのを発見。
知らなかったあ!
そーか、ダウンロードできるんだ!
自宅か会社で Wifi でダウンロードしておけば、7G通信制限気にせず、通勤電車で映画観放題♪
スマホ画面だけどね。
スマホ画面で映画なんて邪道といわれれば、その通り、返す言葉なし。
ないけど、そこを無理やり屁理屈を返すと。。。
えーと、初めて「冷やしたぬき」とゆーメニューを知ったのは20歳過ぎてから。
熱で溶けてない揚げ玉乗っけてうまいか?
邪道!邪道!。。。と理屈はそーなんだが、食ってみると、まあ、その、なんつーか。。。。
今やヘビーユーザーで、ノーゆで太郎の冷やしたぬきそば大盛り , ノー俺の食生活!
「うなぎ茶漬け」なんてーのも、最初はハア?ない!ない!でしたが、まあ、そのー。。。と再び田中角栄登場の巻ですよ。
通勤電車スマホ映画ライフは、目が疲れるし、明らかに肩凝るし、読書量ガタ落ち。
よくないなあ、と思いつつ、わかっちゃいるけどやめられない!と今度は植木等登場の巻。
 
通勤電車スマホ映画ライフの注意点は、お色気関係、爬虫類、流血などの出てきそうな映画は、隣の席の人の目に入った時に不快感をあたえかねないとゆー点。
もちろんホラーなんか観て叫び声をあげるのはご法度。
爆笑コメディーで爆笑するのは、とても素直な反応なれど、電車のなかでそれをやるとアウト・オブ・ベースな人とみなされます。
なーんて考えていくと、どんどん選択肢が。。。
で、もっぱら音楽ドキュメンタリー物を見ているのですが、
映画館に足を運ぶ時はドキュメンタリーはなかなか選ばないので、僕にとっては思わぬ拾い物の宝庫なんですねえ、これが。
 
昨日の拾い物はコレ。
「愛しのフリーダ」
ビートルズのファンクラブを仕切っていた人のドキュメンタリーです。


【ここからネタバレ含みます】
17歳のリバプールの女の子が、友達に誘われてキャバーンクラブへ。
一瞬で魅了されて、毎日キャバーンに通いつめ、ブライアン・エプスタインに声をれて秘書になる。
ファンレターを管理して、ファンクラブを立ち上げ、会報を作る。
17歳のファンクラブ代表にして編集長。
結局ビートルズ解散の二年後まで会報を作り続け、子育てのため離職。
以後ビートルズと密に過ごした60‘sな日々については黙して語らず。
大金積まれて出版を依頼されても、黙して語らず。
お孫さん出来て、おばあちゃんの青春時代を伝え残したいと、このドキュメントに出演。
なんともキュートなおばあちゃんが語るビートルズと過ごした青春時代。
この映画の挿入歌のほとんどは、ビートルズのオリジナル曲ではなく、ビートルズがカバーした曲のオリジナルの方で、かえってそれが、とてもいいバイブスになっている。。。。で、ここぞの本編ラストに
ポールがアコースティックで歌うビートルナンバーが来るんだけど、いやー効く、効く!
そーだよね!その曲だよねっ!とおそらく全ビートルズファン納得、絶妙の選曲です。

そしてエンドクレジットが流れる中、リンゴが出てきて、カメラに語りかける。
「ラブ&ピース♪
フリーダのお孫さんたち、君に伝えたいメッセージがあるんだ。
君のおばあちゃんはビートルズの親友で、ファンクラブの代表だった。
僕たちはほんとに古い友達なんだ。。。」


https://youtu.be/fL_qqlGIOFE

「#ウチの四番」とゆータグが、ツイッター上の一部で流行ってるらしいですねぇ。
一部とゆーのは、我が溺愛の横浜ベイスターズ周辺であって、つまりWBC(ワールド ベースボール クラシック)予選(第一次ラウンドB組)における筒香選手の大活躍に浮かれてるわけです。
ハシタナイざますねぇ。。。

WBCは今回が4回目。
第1回、第2回大会を連覇した日本のナショナルチーム侍ジャパンは、前回の第3回大会では残念ながら優勝を逃しました。
まあ、それも当然&必然の結果でしたな。
何故なら、第1回第2回と違って前回はチーム編成に致命的&重大な欠陥があったんですよ。何かといえば、あろーことか我が溺愛のベイスターズの選手が1人も選ばれなかったんです。
第1回大会では、他の選手が「飛ばないボール」の対応に苦慮するなか、ワデベ(我が溺愛のベイスターズ)所属の多村選手が、サンディエゴはぺトコパークの深い深い左中間に見事なホームランをぶちこみ、日本チームのホームラン王として優勝に貢献。
第2回大会ではやはりワデベ所属内川選手が韓国との一進一退ハラハラの決勝戦において、超スリリングなファインプレーで流れを変えたのみならず、例の伝説的決勝タイムリーヒットbyイチローの呼び水となるヒットで優勝に貢献。
ワデベ所属選手の活躍なくして優勝なし。
ノーワデベ,ノーWBC優勝!\横浜優勝/なわけです。
ちなみに内川選手は優勝を逃した前回大会にも出場しましたが、この時はFA移籍でホークス所属でした。
そして致命的な敗因となった「悪夢のダブルスチール失敗」の当事者になってしまつまたのですが、きっと所属がベイスターズなら、あのダブルスチールも成功したに違いありません。

そんなわけで、苦い経験から学んだのでしょう、今回はベイスターズから筒香選手が日本代表に選ばれました。
そして当然大活躍してます。

。。。えーと、見事三連勝で第1次ラウンドを1位通過した侍ジャパンから、昨日MVPが発表されたんですけど。。。誰でしたっけ?
。。。。ムフッ♪#ウチの四番

ジョージ・マーチンが亡くなって1年。

ジョージ・マーチン の思い出を。

 

ラスベガスのホテル ミラージュで上演されているビートルズの曲だけで構成されたシルク・ドゥ・ソレイユの5番目のレジデントショー「LOVE」。
この劇場の音響設備は信じられないくらい素晴らしい。
全体をフォローするスピーカーと共に各座席に内臓された複数のスピーカーから絶妙のバランスで音が流れ、特にオープニングでいきなり流れる 「Because」のコーラスは、幻覚剤を使用してるわけでもないのに、磨きぬかれた音が目の前を浮遊する。。。。手を伸ばせば音に触れるような錯覚に眩 暈を覚える。
このショーで使用する曲は全てビートルズのあらゆるマスター音源、デモテープ等から、ジョージ マーチンが新たにリミックスしたもの。
素晴らしい仕事ぶりです。

8年ほど前、視察研修でラスベガスに行き、シルクの5つのショーを全て表裏の両側から観た。
バックステージの全ての部屋も視察させて貰ったが、ただ1つだけ入れてもらえなかった部屋がある。
「LOVE」のミキシングルーム。
そこには、ビートルズの様々な音源が万全な環境で保管されている。
案内してくれた「LOVE」のヘッドカーペンターが言った。
「君をこの部屋に入れてあげることは出来ない。僕も入ったことがないし、鍵も持ってないんだ。この部屋の鍵は世界に2本だけしか存在しない。そのうちの一本、マスターキイは、サー ジョージ マーチンが持ってるんだ。」

 

 

 

 

 

今日は、野球史上最も偉大な選手、ジョー ディマジオの命日なんですね。
野球に興味ない人も、あのマリリンモンローの旦那さんで、新婚旅行にはモンローを連れて来日、大フィーバーを巻き起こしたハンサムガイとしてご存知じゃないでしょーか。
ベーブルース、マイケルジョーダン、ジョーモンタナ、競技の枠を遥かに超える場外ホームランのよーなスーパースターは数多なれど、誰もディマジオには敵いません。
何故なら誰もディマジオのよーに聴かれたり読まれたりしてないからです。

アメリカを代表する大作家ヘミングウェイの最大のベストセラー小説といえば「老人と海」。
この「老人と海」がどんなお話しかとゆーと、ざっくり、老人が海に出て、ピンチの度に、こんな時ディマジオならどーするか?とかディマジオが頑張ってるんだから俺も頑張ろうとかディマジオ基準で考え、行動するお話しです。
熱烈野球バカ長谷川に言わせれば、何故タイトルが「老人とディマジオと海」じゃないのか不思議なくらいです。
百歩もしくはワンベース、塁間27.431メートル譲っても「ディマジオな老人と海」があるべきタイトルだと思うのですよ。
きっと出版社の小賢しい輩が、アメリカ以外でも小説を売るためにヘミングウェイを説得、タイトルからディマジオを外したに違いないですね(#`皿´)
とにかく、アメリカを代表する作家の代表作の主人公の1人が、偉大な野球選手&ロールモデルであるところのディマジオであり、だからこそ(そーゆー文化的側面も込みで、)野球はアメリカの国民的娯楽ともいわれるわけです。
日本でもアメリカ以上に、野球は人気のスポーツで、自分が監督として指揮する試合を「国民的行事」なんて言ってのける空前絶後のスーパースターも現れました。
しかし残念なことに、夏目漱石全集を隅から隅まで読んでも、「ミスタープロ野球」「チョーさん」及び「長嶋茂雄」の文字は出てきません。
甚だ惜しいことに夏目漱石が活躍した頃、長嶋茂雄はまだ生まれてなかったからです。
しかしもし、「坊ちゃん」の書き出しが、「子供の頃からおっちょこちょいで、珍プレーばかりしている」だったら、或いは「吾輩は猫である」の冒頭が「吾輩はナガシマである。名前は度忘れした。」だったらと想像してみて下さい。
日本のプロ野球は、まだまだそーゆー奥行きがないと言わざるを得ませんね。

一方アメリカでは、ディマジオは小説だけでなくヒット曲の歌詞にも度々登場します。
一番有名なのは、アメリカン ニューシネマの金字塔「卒業」の挿入歌「ミセスロビンソン」の以下のパート
Where have you gone, Joe DiMaggio
A nation turns its lonely eyes to you

「ジョー・ディマジオ 君はどこへ行ってしまったんだ
国中が寂しげな目を君に向けている」

“古き良き時代”のアメリカを一言で表現するのに、言葉の魔術師ポールサイモンが選んだのがディマジオとゆー野球選手の名前なんですね。
ヘミングウェイとサイモン&ガーファンクルの作品両方で主役を張ってマリリンモンローを嫁にとるって、アンタ、どんだけスゲーんだよ!って話です。
これぞ正真正銘のスーパースターじゃないでしょーか?

でも実は、僕がディマジオ登場曲で一番好きなのは、「ミセスロビンソン」ほどは有名じゃないこの曲、トムウェイツの「想い出に乾杯」です。
歌詞は一人称で、酒場でクダを巻く酔っ払いの戯言とゆー趣向なんですが、その中にディマジオを皮切りに4人の偉大な野球選手が登場します。

that we toast to the old days and Dimagio too 
and old Drysdale and Mantle, Whitey Ford and to you  

「古き良き時代に乾杯
ディマジオにもな
ドライスデール、マントル、ホワィティーフォード、それからお前さんにも乾杯」

これが見事なのは、ただ4人の野球選手の名前を列挙するだけで、いつ、何処の酒場で、いくつくらいの、どんな奴が、どんな気持ちで、酔っ払ってるのか全てわかっちゃう仕掛けになってるんですよ。
ディマジオ効果を実に巧みに利用して、これぞ野球ソングの最高峰だと思うのですよ。
余計な説明一切なしに、ただ4人の野球選手の名前を(ちょっと並び順に工夫して)並べるだけの名前尽くし。
さすが「得意な楽器はボキャブラリー」と嘯くだけのことはある酒場詩人の面目躍如の離れ技です。
何故この4人の並びで色々プロファイリングできちゃうのか?
ホントは、そこを語りたいんだけど、これを語り出しちゃうと、ただでさえ長い投稿が更に大菩薩峠しちゃうんで、次の機会に。
 
1970年代初頭。
ブルックリン。
中年から初老のおっさんが、「なんだかなあ、(人生は)ままならねーよなあ。。。(ま、だから面白いんだけどよ。)」と苦笑いしながら杯を重ねる光景が鮮やかに活写されてます。

今年もまもなくプロ野球開幕。
別れた妻マリリンモンローの命日には毎年欠かさずアメリカンビューティーとゆー品種の薔薇を手向け続けたディマジオ。
最も偉大な野球選手大ディマジオに花を手向けるつもりで、野球バカ長谷川は、今夜はこの曲を聴きながら眠りにつきます。
おやすみなさい。

野球の硬式ボールって、硬くて痛いんですよ!。。。って映画観ました。
毎年DVD発売される我が溺愛のベイスターズの公式ドキュメンタリーが、今年は「FOR REAL」とゆー映画になって、神奈川県下の映画館で限定劇場公開されました。

 

ベンチ裏にカメラが入って一年間チームを密着取材するドキュメントが図らずも映し出すのは野球の痛さです。
みんな満身創痍。
野球中継なんかで、解説者が「あれはあまり痛くないデッドボールです」なんて言うけど、真に受けてはいけません。
時速100キロをはるかに超える硬いモノに直撃されて痛くない体の部位なんかありませんよ。
イテテテテ!
デッドボールで骨折した薬指を添え木がわりの小指にくくりつけて、痛み止めの薬を適量の5倍服用、副作用でボーっとなったまま試合に出続ける。
自打球、内出血、パンパンに膨れ上がった足を気合の叫び声をあげながら無理やりスパイクに。
イテテテテテ!

 

 世代によって違うと思いますが、僕の世代の野球少年の典型的な成長過程は。。。。

① 駄菓子屋、文房具屋、おもちゃ屋で売っていたゴムボールもしくは軟式テニスボールで戯れる。
チャラチャチャッチャチャーン!少年は球遊びを覚えた!経験値が1000アップした!レベル2になった!

② そのボールをもって、近所の空き地、駐車場、河原、道路、放課後の校庭に冒険の旅に出て、拾った材木、おもちゃのビニールバット、手、と場所と道具次第で臨機応変にアレンジした野球もどきに熱中。
チャラチャチャッチャチャーン!少年は野球もどきを覚えた!経験値が2000アップした!レベル3になった!
③ 誕生日、クリスマス、お正月などの好機を捉えて、グローブ、バットを買って貰い、軟式野球チームに入る。
チャラチャチャッチャチャーン!少年は軟式野球を覚えた!経験値が5000アップした!「バッチコイ!」の呪文を覚えた!「ドンマイ!」の呪文を覚えた!レベル4になった!

で、練習、試合、壁当てや素振りの自主練習と精進、硬式野球へ。。。とゆーことになるんですが、この軟式野球から硬式野球へのステップが一番大変なんですね。
何故なら硬式ボールは硬くて痛いから。

 

軟式ボールは日本独自のボールで、1934年創業の「長瀬ゴム製作所」が開発。
「ナガセの健康ボール」として、日本中に広まりました。
日本の技術と発想。
痛くない野球のボール。
井上ひさしの名作長編小説「下駄の上の卵」は、終戦直後、この「ナガセの健康ボール」を探し求めて冒険の旅に出る野球少年たちのスタンドバイミーです。
戦後の草野球が軟式ボールとともにあったことが、よくわかります。
軟式ボールの歴史の深さ、推して知るべしですね。

 

日本以外の世界中の野球少年にとって、野球のボールといえば硬式ボールしかないんですが、軟式とゆーガラパゴス野球に親しんだ日本の野球少年は、初めて硬式のボールを触った時におったまげます。
ヤベー!硬えー!コエー!
痛ぁーいっ!!!!
高校野球ですっかり硬式ボールに慣れ親しんだ本格野球小僧も、卒業後は、ほとんどは軟式草野球親父になって、硬式ボールの痛さをいつの間にか忘れます。

いやあ、ひさしぶりに野球の痛さ満喫(笑)
やっぱ、プロはスゲーなあ、と。

子供の頃。
多摩川河川敷、校庭、原っぱ、駐車場。遊び場所によって様々にアレンジされた野球もどきがあった。
三角ベース、手打ち野球、フットベース。
で、そのどれもプレイ不可の路地、路上では「はさみっこ」とゆー狭殺プレーに特化したゲームが流行った。
東京の一部では「ろくむし」と言ったそうだが、呼び名はちがえど、この手の遊びは日本全国津々浦々にある、あったんじゃなかろーか。
僕も、この遊びが大好きで、秘術を尽くしてグラブタッチを交わすことに熱中した。
で、ここで培われた技術は多摩川河川敷の少年..野球にも還元されて、ホームベース付近には諦めの悪い無分別な軟体動物どもウジャウジャといて、僕もその一匹だった。
今でも少年野球を見物すれば、「球際の常識外れの悪あがき」に出会えるんじゃなかろーか。
教育され、管理され、分別がつき、つまり大人の野球になるにつれ、この種の悪あがきプレーは、いつしか忘れ去られていった…がっ!信じられんことに、ここに1人「永遠の野球小僧」がいて、あの懐かしのプレーを、あろう事か、野球の最高峰メジャーリーグのプレーオフの舞台でやってくれちゃったから、堪らんのですよ。
あの頃の無分別に、鍛えあげらたプロの肉体と洞察力をトッピング、「幼い頃は誰もが妖精と会話できたのに」的スライディング&ベースタッチ!
新人のくせに試合前のノックやイニング間のキャッチボールで「背面キャッチ」をしゃあしゃあと楽しんで、怖いおじさん達を唖然とさせた天然野球小僧は、中年になっても未だに「妖精さんと会話」してやがった!


イチローの全プレーの中でも飛び抜けて痛快なプレー、「ザ・ホームイン」ですね。
例えば、奥さんの誕生日に「今日は早く帰る」との約束をすっぽかして終電過ぎまで飲んで明け方にタクシーで帰宅したが玄関にはチェーンが…なんて時も、「ホーム」に生還することを諦めてはいけない。

https://youtu.be/fF_A3tB4fPg