ヨコハマタソガレバナナスタンド -2ページ目

ヨコハマタソガレバナナスタンド

都内某劇場勤務。
ミュージカル、映画、将棋、落語、特に志ん朝、音楽、なかでもクレイジーケンバンド、ビートルズ、野球、わけてもベイスターズ、These are a few of my favorite things

最初のスターウォーズがアメリカで公開されて大ヒット!から日本公開まで一年かかったんですよね。
その一年、主に雑誌なんかで煽りに煽って、未だ観ぬスターウォーズへの期待と渇望感を刺激する、ま、言ってみれば“焦らしプレイ”的な変態的プロモーション展開が繰り広げられた訳です。
今、スターウォーズを始め大作娯楽映画は、世界同時公開が基本となりました。
そりゃそーだよね。
いくら“ストップTHE映画泥棒”したって、一年も“焦らしプレイ”された日には、“あなたの管”的サイトやなんかにアップされてりして、誰も一年も待たないですよね、きっと。
ところが、もっと低予算で一見地味な良作映画となると、事情が変わって、平気で半年くらいは公開を遅らせたりする。
半年寝かして2月後半か3月初旬に公開するんですよね。
何故ならアカデミー賞何部門ノミネートとか受賞とか銘打って公開できるからです。そんな訳で3月は気になる映画がいっぱい。
すっかり前置きが長くなりましたが、「15時17分、パリ行き」を、やっと観に行けました。
生けるレジェンド、クリント・イーストウッド監督最新作だもん、他のシーズンだったら、真っ先に観に行くのにね。
いやぁ、それにしてもまたしても大傑作でした。
この10年以上、毎年のように大傑作連発の齢90のじじい、ゴイスー

クリント・イーストウッドの“映画力”恐るべし!
「ん?“映画力”って何?」って聞かないでね。
僕も今とっさに思い付いたテキトーな言葉で、うまいこと説明できません(笑)
とにかく、何でも、どんな風にでも、誰を使っても、映画にできちゃうイーストウッドすげぇってことです。
前作「ハドソン川の奇跡」は、実話で解りやすい展開の映画に見せかけて、なんとも複雑、巧妙、トリッキーな仕掛けの映画でしたが、今回の「15時17分、パリ行き」は、どっからどー見てもヘンテコな映画でした。
僕は大傑作と思っているけど、途中で席を立つ人が続出しても不思議ない、妙チキリンな映画です。
まずタイトルもけっこー変ですよね。
序盤のスタンドバイミー的幼少期エピソード、クライマックスの列車の中の出来事、この二つのパートの間にはさまれる仲良し三人組のヨーロッパ旅行の部分が、特に際立って変です。
今どきのアメリカの若者がインスタ映えを気にしつつ自撮り棒を持ってヨーロッパ旅行する様がダラダラ続くだけ。
ちょっとアガサ・クリスティーの「ゼロ時間」って概念を思い出しましたけどね。
物語にみえなかったものから物語が立ち上がる瞬間、ゆるやかな川の流れが突如急流となって、滝壺に落ちてゆく醍醐味。
あたかも見えざる神の手に導かれるが如く、偶然の蓄積が必然に思える時の感動。
あ、、イーストウッドが提示するのは“あたかも”であり、“まるで”であって、決して神の存在を暗示している訳ではないので、そこんところヨロシクです。
人間賛歌、人生万歳です。
前作同様、よし!明日も仕事頑張るぞ!と思わせてくれる映画でした。

 

 

例えば“ハタラキカタカイカク”と聞けば“働き方改革”とゆー文字を思い浮かべることはできますよね。。。意味は別として。
先週あたりの“サイリョーロードーセー”のデータ改ざん問題をめぐる国会答弁で飛び交った“ローセーシン”となると???
老精神?蝋製芯?
正解は労働政策審議会の略で“労政審”。
あと“高度プロフェッショナル制度”なら、なんとなく意味をソンタクできるけど、シレっと“コープロ”と言われると一瞬????ですよね。

 

 

昨日、第90回アカデミー賞で主演女優賞を獲得したフランシス・マクドーマンドの受賞スピーチは見事でしたね。
ウイットと情感があふれるスピーチで“掴みはオッケー♪”な会場の雰囲気を作ると、やおらオスカーのトロフィーを床に置き、客席にいる全ての女性アカデミー候補者に立つように促しました。
「メリル、あなたがやればみんなやるから」とメリル・ストリープにパスを送ると、さすが稀代の名女優にしてオスカー授賞式会場の主は絶妙の間で存在感たっぷりな立ち上がり方で応じて盛り上げます。

インプロビゼーション演技の模範演技のようなやりとり!

(オスカー像を置いてからメリルが立つまでの二人の身振り動作の素晴らしさに括目すべし!)

あとはもう続々と立ち上がり拍手する女性たち。
すかっり会場の空気を支配して、更に思いを述べたマクドーマンドは最後に誰もが耳慣れない言葉“inclusion rider”と一言言って、それまでの盛り上がりから一転“?”と微妙に狐につままれた客席を置き去りにちょっと芝居がかったお辞儀をしてステージから降りました。
お見事!

 

 

えーと、中三英語レベルの僕も当然“inclusion rider”が何のことだかわかりません。
とゆーか、英語ネイティブでも、多くの人が理解できなかったようです。
「最後にひとこと“ローセーシン”」と言ってステージを下りたようなもんです。
“inclusion rider”とはキャスト&スタッフにマイノリティー含め多様性を持たせることを要求する権利に関する契約書の条項だそーで。
知らねーよそんな言葉、でしょ?
これを一切説明することなく、ポンと一言言いっ放しにステージを下りたフランシス・マクドーマンド、スゲー演出力だぜ!と、僕はそこに一番感動するわけです。
多分、受賞するずっと前から脳内でスピーチのイメトレして構成も組み立ててたんですよね、きっと。
謎の言葉“inclusion rider”は、まんまと英語圏でもツイッターのホットワードとして飛び交い(本当)、今年の流行語大賞外国語部門にノミネートされました(嘘)。
一方、当のマクドーマンドは受賞後会見で、今度は丁寧に“inclusion rider”について説明しました。
なんとしたたかな戦略!
名女優にしてスピーチの“コープロ”ですね。

 

ついでに、この名スピーチの最優秀助演女優賞メリルストリープの昨年の名スピーチも張っておきますね。

 

 

 

https://www.cinra.net/column/201803-francesmcdormand

「ブレードランナー2049」を公開初日に観てきました。
別に公開初日にこだわった訳ではないんですけど、今日から我が溺愛のベイスターズが出場する日本シリーズが始まって、映画どこじゃなくなるので、始まる前に観ておく作戦。
とはいえ10時近くまで仕事してたので、TOHOシネマズ新宿の24時の回を。
2時間40分の大作なので、終電はなくなるけど、サウナカプセルに泊まっちゃえばいいやと。

「ブレードランナー2049」はひたすら素晴らしかったです。
凄い!

全てのカットが切なく美しくて、SF的表現も見事。
特に美しいのは、ラストシーンの。。。。いやいや、公開初日に観てラストシーン語っちゃダメですよね。(笑)
あー、あのマンガや、あの刑事ドラマや、あの名作邦画なんかを引き合いに出して語りたーい!
えー、とにかく監督、ドゥニ・ヴィルヌーヴの力量に圧倒されました。
だって、「ブレードランナー」の続編だなんて、映画史上最も高いハードルですよ。
どんな作品に仕上げたって、うるさ型から文句殺到することは目に見えてるもん。
それを「ブレードランナー」として見事に成立させただけじゃなく、これぞドゥニ・ヴィルヌーヴ印の映画とゆーテーストに仕上げる離れ業はただ事はない!。。。と、“僕は”思いました。
えー、そう“僕は”思っただけなので、うるさ型の反論禁止ね(笑)

映画の余韻に浸りながら深夜の歌舞伎町の脇道をぬけて、目当てのカプセルサウナに向かったら、サウナの入ってたビルは取り壊されていて、新しい建物が。
さて、どーしよ?
それからしばらく、あてもなく歌舞伎町を歩いていたら、なんだかディック感覚、なんだかブレードランナーな気分になってきた。
すれ違う人の中に脱走したレプリカントがいるような。。。。

「ブレードランナー2049」、もしかしたら賛否入り乱れるかもしれませんが、“僕は”激おススメです!
できれば音響のいい劇場で観るべし!

 

 

19年前、1998年10月26日、日本シリーズ第6戦。
我が溺愛の横浜ベイスターズはライオンズに競り勝ち、38年ぶりの日本一になった。
僕はツアー中で、琵琶湖ホールのグリーンルームのテレビでその瞬間を観た。
本番はハネていたけど多くの出演者、スタッフがグリーンルームのテレビを観ていた。
2対0で迎えた最終回、我が溺愛の大魔神が試合を締めくくるべくマウンドへ。
ところが、なんてことないレフトフライを我が溺愛の鈴木孝典が照明に目がくらんで後逸。
2対1と一点差に追い上げられ、なおも1アウト1,2塁。
ピ~ンチ!!
しかし我が溺愛の大魔神のアウトコース低めの速球を、特に溺愛してない金村が打ってセカンドゴロ。
ボールはセカンド我が溺愛のロバート・ローズからショート我が溺愛の石井タクロー、ショート我が溺愛の石井タクローからファースト我が溺愛の駒田キャプテンへと渡りダブルプレー完成でゲームセット

 

 

グリーンルームに歓声が響き渡り、僕はあちこちから「おめでとう!」と声をかけられ、握手しまくった。
最後に琵琶湖ホール職員のSさんが満面の笑みで近寄ってきた。
Sさんは熱烈なベイスターズファン。
まさか琵琶湖ホールにベイスターズファンがいるとは驚きだったけど、2,3日前から同好の二人してベイスターズトークで大いに盛り上がっていた。
満面の笑みのSさんと握手しようと右手を差し出すと、なんとSさんは作業ジャンバーの両ポケットから缶ビールを2本取り出し、1本を差し出した僕の手に置いた。
「長谷川さん、乾杯しましょう!」
。。。。う~んと。。。長谷川が極端に酒に弱く、一滴も飲めないことはわりと広く知れ渡っているのだけど、話をするよーになってまだ2,3日のSさんには知る由もないこと。
くわえて、なぜか知らないけど、どーも長谷川はいかにもお酒が好きそうに見えるらしいんですね。
さて、我が溺愛のベイスターズ38年ぶりの優勝を祝おうと満面の笑みの同好の士が差し出したビール。。。。断れますか?
「カンパーイ!!イヤッホオオオ~!」
グビグビっとね。
ホテルの部屋に戻ってテレビのスポーツニュースをハシゴして優勝の瞬間やビールかけの様子を何度も噛みしめるのを楽しみにしてたんだけどね。。。便器にしがみついて苦しい思いをした朧な記憶しかございません。
 
あれから19年。
ベイスターズがクライマックスファイナルを制す瞬間を、僕は渋谷のスポーツバーで見届けました。
満員の店内はベイスターズファンが圧倒的マジョリティーで、カープファンは僅か。
同好の士がそこかしこで祝杯をあげる中、僕のテーブルの上だけ場違いなホットコーヒーとティラミス♪
ふふっ、同じ過ちは繰り返さないぜ!
熱いぜ!\横浜優勝/  I ☆ YOKOHAMA ! This is my ERA ! Our time is now!!!!!!!!!!

 

僕は宇宙開発モノ映画に目がないんですよ。
「ライトスタッフ」とか「アポロ13」、最近だと「オデッセイ」。

「メッセージ」なんかも広義には宇宙開発モノ映画要素ありましたねえ。
まずチームが連携して困難を克服してゆく感じに“チーム萌え”しつつウルっと。
これ、依存しあう馴れ合い団体じゃまるで萌えないんですよね。
独立した個人、高いスキルを持つキビシイプロ達が協力しあう感じがキモなんですよ。
宇宙開発モノ映画の登場人物は、基本、プロ中のプロばかりなんで、ハズレがほとんどない。
それから合理主義みたいなものがドラマを支えてるのがいいんですねえ。
いきなり安易に愛とか根性みたなものに飛びつかない。
最後の最後に愛や根性をスプリングボードに物語が跳躍することはあっても、合理主義を決してないがしろにしない。
愛と根性だけじゃロケットは飛ばないもんね。
で、チームの目標が“月に行く”とか“火星に行く”ってゆーのが、またいいじゃないですか。
よく会社、組織で年度はじめなんかに目標かかげるじゃないですか、“年商何億”とか“一部上場”とか“海外進出”とか。
やっぱ“月に行く”のが、カッコいいじゃないですか。
一般的には“宇宙ロケット”が“タイムマシーン”なんかと同じカテゴリーのモノだった時代の実話ベースの宇宙開発モノ映画は特にいいですねえ。
そんなわけで「ドリーム」にまんまとヤラレるの巻。
映画に限らず、物語は主役に負荷がかかればかかるほど盛り上がるし、困難克服した時のカタルシスが大きいですよね。
つまり、1960年代前半の黒人女性が主役の実話ベースの宇宙開発モノ映画がつまらない筈がない。
人種差別、性差別と“合理”を武器に戦いながら、高いスキルをもったプロとしてチームと連携して宇宙を目指す。。。。くぅ~たまらん!
また、宇宙開発モノには魅力的なリーダーがしばしば登場するんですけど、今作ではあのケビン・コスナーがチームの主任役。
トム・ハンクスと並ぶアメリカ的“イイモン”俳優が久々に本領発揮!
ちょいとネタバレしちゃうけど、ケビン・コスナー主任がトイレ入り口の「有色人種用」の看板をバールで叩き壊す場面がたまらん!
“激情にかられて”ではなく、合理主義に裏打ちされた強い意志って感じにシビレちゃいます。
あと、劇中にプロポーズの場面が出てくるんですけど、これが超いい!
実生活では人様のプロポーズの瞬間に立ち会うことは、ほぼないですけど、そこを覗き見できちゃうのが、ま、これもひとつの映画の楽しみということで、映画にはわりと頻繁にプロポーズ場面でてきますよね。
そんな数あるプロポーズ場面の中でも、この「ドリーム」のプロポーズ場面は飛びぬけていいですよ。
アカデミープロポーズ場面賞があったら受賞間違いなし!
これも、台詞(脚本家)、演出(監督)、演技(出演者)とゆー高いスキルを持ったプロフェッショナルが協力して作り上げたとゆーことで、チーム萌えでウルっとね(笑)
そんなわけで、お涙ちょうだい演出を排除したカラっとした仕上がりの映画なのに、そんなことお構いなく勝手に鼻水たらしながら嗚咽泣きの巻

 

 

ポール・バーホーヴェン監督最新作、イザベル・ユペール主演「エル ELLE」を日比谷シャンテで。
すげー!!
毎度毎度、お前の固定観念に震度7の揺さぶりをかけるぜ!なバーホーヴェン作品にグラグラ!&イザベルユペールの名演に倒壊の巻。
僕は大傑作だと思いますが、万人にはおススメしません。
わからないものをわからないままに受け入れて楽しむことのできない人及び、わからない時にわからない自分の方を疑い検証する習慣のない人“ご入場を固くお断りします”作品です。

 

 

1970年代後半、突如「女性映画」なる言葉が跋扈し出しました。
スコセッシの「アリスの恋」(1978)、マザースキーの「結婚しない女」(1978)とか、サリーフィールド主演でアカデミー主演女優賞と作品賞を受賞した「ノーマレイ」(1979)等々。

 

 

 

 


“自立した女性”とか“女性の自立”の過程や闘争を扱った映画で、キャッチコピーに「女性映画」とゆー言葉をつっこむと客入りがよかったらしく、多少もし くは大いに反則ぎみだろーが、とにかく客の興味を引けば勝ちとゆー今も変わらぬ配給会社の思い込みによって、え?これフツーにメロドラマじゃね?って作品 も、あの頃は「女性映画」として公開されてました。
シドニイ・シェリダン原作「真夜中の向こう側」(1978)とかね。

いっぽう、真正“女性映画”に主演する女優さんは、キョーレツな方が多く、各種授賞式のスピーチで延々と自らの信念や問題提起、政治的発言をして、関係者(主に男)を狼狽えさせました。

この頃の「女性映画」で一本だけ選べと言われたら、迷うことなくジェーンフォンダとバネッサレッドグレープ共演作「ジュリア」(1977)を推しますぜ。

 

 

ジェーン・フォンダと言えば、我が溺愛の「ひとりぼっちの青春」(1969)は言うに及ばず(ま、この作品ではニューシネマ的敗北に終わるのですが)主演作全てが女性映画と言っても過言ではないザ・歩く“自立した女性”。。。。ん?自立してんだから歩くの当たり前か(笑)

 

 

でもって、ジェーンフォンダとゆー強烈な個性と渡り合って一歩も引かない“女優合戦”をするのが、これまた強烈なバネッサレッドグレープですもん。
この作品でアカデミー助演女優賞を獲得したバネッサ様は、受賞スピーチで「シオニストのごろつきども」とゆー強烈なフレーズでパレスチナ問題を語りました。
強ええ!

 

 

。。。。でね、これが僕が高校生の頃なワケですよ。
おそらく生涯で一番映画を観たのがこの時期。
てなわけで、多感な思春期男子は「ロッキー」とか「スターウォーズ」だけじゃなく「女性映画」も浴びるほど観たんですね。
名画座3本立てで三本とも「女性映画」だったりすると、朝から晩まで強い強い女性としょーもない男どもを見続けるワケです。
たぶん、今に至るまで、僕の人間観とか人生観とかゆーやつに影響してますね、間違いなく。
 
本日「エルELLE」を観てまいりました。
1970年後半、「女性映画」が映画館を席巻し、それを観たおねえさま方は強く逞しくなって映画を追い越し、すると更にその先を行く「女性映画」が現れ、それを観た。。。。とゆーデッドヒートが繰り広げられ続け、2017年「エル」とゆー強烈な女性映画が公開されました。
ひぃぃぃぃぃ、もー許してください、ギブアップ!
男、軒並みしょーもないクズ、女、強えぇぇ!の最前線映画でした。
僕がキングコングやゴジラとタイマン張って勝てるかといえば、言うまでもなく万に一つも勝ち目なく秒殺なわけですが、それでも究極の2択でキングコングか女性のどちらかとタイマンを張らなければならないとしたら、迷うことなくキングコングを選びたいです。

なんか勝つスキありそーだもん、コングの方が。
女装でもしたら、ビビッて逃げるとか、まかり間違ってデレデレするかもしんないじゃん、ヤツもオスだから。
ハイ、しょーもない男の妄言でした(笑)

昨日我が溺愛のベイスターズ2016年の戦いの記録「For real」をDVD鑑賞。

とーぜん「永遠番長」DVDをはしご。

とーぜんまたも涙腺決壊。

 

 


 

 

 

 

 

そんなわけで、本日は、永遠番長ノーリターンな帰らざる日々のSNS投稿をコピペしつつ振り返るの巻。

 

9月20日朝球団ホームページにお知らせが。。。。。。

 

覚悟はしてたものの。。。。。。ついにきてしまったか。。。。

春日太一さんが心に響く慟哭ツイート

そして15時会見が始まる。

 

 

 

僕がプロ野球を見始めたのが1969年頃。

大洋のエースは平松で、主砲は左門豊作だった。

以来、40年近く綺羅ベイスターの如き名選手を見てきた中で、

ホエールズ&ベイスターズ的名選手をひとりだけあげよと言われれば、

迷わず三浦大輔。

プロ野球史的には別のビッグネームが出てくるだろーけど、個人的思い入れでは、ダントツに三浦大輔。

FA残留会見以来、ワン&オンリーな特別肩入れ選手だった。

 

 

2016年9月22日facebook投稿

【横浜的行事顛末記】

我が溺愛の横浜ベイスターズの横浜ベイスターズ的大エース、横浜ベイスターズ的ロールモデル“ハマの番長”こと三浦大輔が引退する。
大投手ではないけど大エース。
今、横浜のあちこちに“おらがチームの大エース”を偲ぶ【永遠番長】のポスターが。
みんな大好き三浦大輔は、ホーム横浜スタジアム最終戦に最後の登板予定。
この日、ベイスターズの全選手が三浦と同じ背番号18のユニフォームを着用して試合に臨む。
“国民的行事”(copyright by長嶋茂雄)ならぬ“横浜的行事”。
ホーム最終戦は24日の巨人戦。
三浦投手最後の雄姿を一目見ようと、熱く凄まじいチケット争奪戦が繰り広げられた。
僕も多少引けた腰でちょこっと参戦。
まず24日に休みを取る。
で、横浜、関内のチケットショップ巡り。
一軒目、店頭のディスプレイにお目当てのチケットなし。
店内に入って「すいません9月24日ハマスタの。。。。」
「いやいや、もー全然、売り切れちゃってます。」
と、芦屋小雁似のショップのおじさんに憐憫まじりの苦笑いを返される。
正確に描写しますと、「9月24日ハマスタ」の「9」と言った瞬間に芦屋小雁の顔は呆れ、口は「いやいや」の「い」を用意。
きっと朝から散々このやりとり繰り返したんだろうなあ。。。
だいたいチケットが出たり入ったりするチケットショップで「売り切れ」って表現おかしいでしょ(笑)

てったーい!ものどもひけー!
2軒目、3軒目回る気失せました。
ヤフオクでは定価の10~20倍の金額で熱い競り合いが展開されてるし。
てったーい!ものどもひけー!
ネコ、ネコ、ネコ。
ニイタカヤマクダレ。
現地観戦からテレビ観戦に転進。

さて、本日22日は14時からハマスタでスワローズ戦が予定されているのですが、もし雨天中止の場合この試合の振替試合が29日に行われるので、それがハマスタ最終戦になる。
で、その場合、三浦大輔引退登板及び関連イベントも29日に移行すると発表されました。
きゃああああ!10万とかで競り落とした24日の試合に番長が登板しない!!
熱い熱い番長ファンには申し訳ないが長谷川の個人的感想は「セーーフ!!!」
いやあ、2万くらいまでなら参戦かなと思ったんですよね、危ない、危ない。
いやあ、降ってますねえ。
引退セレモニーの花束贈呈に大物ゲストをブッキングしてたりしたら、スケジュール調整大変だなあ。
あっちのアレしちゃった不良番長は、引退式に長渕が「とんぼ」歌ってたけど、こっちの優良模範番長は永ちゃんの大ファン。。。まさかね。
やるのか? やらないのか?
降る雨や 番長は遠くなりにけり と。

 

 

 

 

22日試合中止で、予備日29日の対スワローズ戦が、ハマスタ最終戦、即ち番長引退試合となる。ハマスタのチケット売り場に29日のチケットを求めて長蛇の列が。。。

22日は仕事を休むわけにいかず、行列にも並べず。。。。

 

で、22日のちょっとやけくそ&ふてくされツイート

そぼふる雨の中、何時間も並び続ける人々に向けて、番長の生放送があったことを知る。

2016年9月22日深夜facebook投稿

【続 横浜的行事顛末記】
  
神対応とはこのこと。
涙腺決壊。

http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20160922-OHT1T50137.html

 

 

ん?番長の最終登板は29日スワローズ戦に決まったが、ベイスターズは2位になる、即ちクライマックスシリーズをホーム、ハマスタで開催できる可能性がある。。。。

 

9月24日、ジャイアンツ戦試合開始前の檄ツイート

 

 

はい、頼む相手を間違えました。

三島6回5失点で、6回表を終わって5対1。

3位確定か。。。と思いきや、6回裏、梶谷&筒香のホームラン、戸柱の同点タイムリー、7回宮崎の勝ち越しタイムリーで6対5。

8回を前の回からのまたぎの田中ケンジローが抑え、9回をヤスアキが締め大逆転勝ち!

ギリギーリ!!

もー「スターウォーズ ローグワン」的にギリギリギリギーリ望みを繋ぐ!

信じる者は救われる。

I'm one with the foce, and the foce is with me, I'm one with the foce, and the foce is with me,  I'm one with the foce, and the foce is with me,  ............

 

あと一勝。。。28日のスワローズ戦に勝って、同日同刻小石川の密閉空間で行われる試合でウサギちゃんが竜に飲み込まれると。。。舞台が整う!

。。。。。信じる者は救われる。。。信じた途端に裏切るのが我が溺愛のベイスターズのチャームポイント。

I'm one with the ベイス, and the ベイス is with me ,

May the ベイス with you !

二十八日神宮燕先発石川開球即一番桑原二塁打筒香二点本塁打宮崎連続本塁打初回三点先制我確信星軍勝利二回暗雲四回同点今永不調五回逆転嗚呼。。。。。

。。。。この流れ、この勢いで初回3点先制したら勝つと思っちゃうよなあ。。。。

さすが我が溺愛のベイスターズ!チャーミングだぜ!

とほほ。。。

一定周期でかかさず“とほほ”と思わせていただいているので、いまだに“とほほ”が死語にならないのがベイスターズ界隈ですねえ。。。

でもね、この試合を落としたことが翌日の大感動巨編ドラマ的引退試合の伏線になっているあたりが、ベイスターズのあなどれないトコ。

だって、もし、2位&大きな興行収入が見込めるクライマックス開催がかかっていたら、あそこまで永遠番長投手をひっぱれないでしょ?

。。。。。。。いや、名演出家ラミレスなら、腹くくって。。。。。んーどおでしょ?

そんな訳で、2位&クライマックスホーム開催はなくなったけど、シーズン5割を賭けたマウンドに、いよいよ我等が永遠番長が立つ。。。。

 

9月30日facebook投稿

昨日の三浦大輔引退試合をまだ反芻してます。
絶賛涙腺崩壊中です。

三浦投手は引退試合で先発登板してメッタ打ちにあいました。
普通、引退登板と言えば打者ひとりだけで交代、打者は綺麗なフルスイングで三つ空振りをして三振するのが、ま、「はなむけの儀」なわけです。
しかるに6回1/3も投げて10点も取られて敗戦投手とは。
前代未聞です。

三浦の投げたコーナーいっぱいの速球は、ことごとくボールと判定されました。
テレビモニターではわからない「手元でのボールの勢い」がなかったのでしょう。
いわゆる「手元で垂れる」とゆー状態で、アンパイアは「垂れたボール」には厳しいものです。
全盛期の三浦なら、あのコーナーに決めた速球がストライク判定で見逃し三振、小走りにベンチに帰ってくる姿をよく見たものです。
三浦も真剣、対戦チームスワローズの打者も真剣、当然ながらアンパイアも温情なしで職務遂行したわけです。
その結果が6回1/3 10失点。
この6回1/3の「1/3」の部分が長谷川の涙腺を決壊させました。
野球に詳しくない方にご説明いたしますと、この1/3の意味するところは9イニングで勝負するゲームの6イニングまで投げ、なおかつ7イニング目も投げて3つのアウトのうちのひとつだけ取って交代しましたよとゆーことです。
10点取られ6イニング目の最後のアウトも味方の超ファインプレイに助けられてベンチに帰った三浦は当然これで交代だろうと思ったそうです。
しかるに監督兼名演出家ラミレスさんは、7イニング目もマウンドに行ってあと一人と対戦しなさいと三浦投手を促しました。
この「1/3」は名将ラミレスが我々野球ファンにプレゼントしてくれた「惜別の儀」です。
この1/3の打席に立った対戦相手スワローズの打者は、この日大活躍の雄平選手。
「雄平さんが最後のバッターです。」
ベイスターズのキャッチャーが雄平選手に伝えたでしょう。
それを聞いた雄平選手は迷ったに違いありません。
最後まで真剣勝負か、「はなむけの儀」が正解か。
だから「はなむけの儀」なら空振りするべき一球目を見送りました。
低めにコントロールされた速球にアンパイヤはストライクをコールしました。
もし「垂れ」てたらボールとコールされても不思議ないコースのボールを。
ベイスターズのキャッチャーが雄平選手に伝えた言葉はアンパイヤにも聞こえたはずです。
そのあとの2球を、雄平選手は惚れ惚れするような見事なフルスイングの空振りで三振してくれました。
そしてラミレス監督がアンパイアに三浦投手の交代を告げ、1/3のカーテンコールは終了しました。
マウンドには内野手のみならず外野手まで集まり、三浦投手に敬意を表し、別れを惜しみました。
スタンドのファンもボコボコに打たれ10点も取られた投手に、感謝と敬意を表してスタンディングオベーションでした。
みんなで作った「はなむけの儀」
美しかったなあ。
この試合は、もし勝てばチームの2016年度シーズン勝率が5割になる大事な試合でした。
勝率5割なんて常勝強豪チームには当たり前の数字ですが、我が溺愛の弱小ヨワヨワベイスターズにとっては15年ぶりの快挙です。
その大事な試合をラミレス監督は「勝利より大事なものもある」と三浦に捧げました。
なぜそんなことができたかと言えば、それが横浜の、ベイスターズファンの「民意」であり、それをラミレス監督が叶えてくれたのだと思います。
そして何故そんな「民意」が醸されたといえば、我々ファンは常に三浦投手の発する「勝敗を超えた何か」に魅了されてきたからです。
不思議だなあ。。
三浦投手ほど勝つことにこだわってプレイした選手はいないのに、我々を魅了したのは「勝敗を超えた何か」だったなんて。。。。最後の最後まで。
強いチームに行ったら、もっといい成績を残したことでしょう。
しかし強いチームに大金を積まれて勧誘されても、「横浜が好きだから」と弱小チームに残ってくれました。
奈良の高校生は「三日住めばハマっ子」といわれる横浜のチームに25年在籍し、「ハマの番長」の呼び名で親しまれ横浜の象徴的存在として、この人にしかできないワン&オンリーな見事な引退試合をプレゼントしてくれました。
この試合はベイスターズファンの宝物ですよ。

 

南仏ニースのリゾートホテルのプールサイドのデッキチェアに寝そべってカクテルを楽しむ。
秋のセントラルパークを散策して途中のベンチで日向ぼっこ。
ブルジュ・アル・アラブ のスカイバーでシャンパン片手にペルシャ湾を見下ろす。
ハワイ島の木陰でロミロミマッサージ。
フィンランドでイグルー・ヴィレッジ・カクシラウッタネンのガラスイグルーのベッドに大の字に寝そべって透明な天井越しにオーロラに見とれる。
大西洋航行中タイタニック号の先端でケイト・ウィンスレットを後ろから抱きしめる。
以上、どれひとつ経験したことのない長谷川ですが、確信をもって断言します。。。
初夏の夕暮れ時、試合開始前の横浜スタジアムのスタンドほど心地よい場所は、世界中どこにもありません。

例えば思いのほか仕事が早く終わって、おっ?野球観にいけちゃうべ?とフラッと行って問題なく入場できちゃうのが不人気チームのファンの醍醐味なんです が、オーナー企業がDeNAに代わって以来、我が溺愛のベイスターズは球団あげての企業努力によってすっかり人気球団となり、ハマスタは連日満員大入り、 うかつに前売りチケットを持たずに行くと門前払いを喰らうとゆー、まことに慶賀すべき&困った事態になってる昨今。
昨日は前日中止になった試合の代替試合で、つまりほぼ全席当日券扱いみたいなもんで、これなら手ぶらでフラッと行っても入れるだろーと、久々のハマスタへ。
入場券売り場は大行列でしたが、そこも企業努力の成果、売り場窓口が増え、IT化が進み、30分ほど並んだだけでチケットGet!

やっぱいいなあ♪ハマスタのスタンド♡

ハマスタのスタンドから見るレフト側の空の夕焼けの美しさを僕に教えてくれたのは、2006年今はなき新宿厚生年金での来日公演「Movin' out」のステージクルーTonyで、もっぱらグランドの中の動きばかり追いかけていた僕の隣で、「シンジラレナーイ!!」とは言わなかったが、いたく感動した様子でレフト側の夕焼け空の写真を撮りまくっていた。
あらためて見上げると、なるほど、実に美しい。
ディスカバージャパン、ディスカバーハマスタ♪
昨日は、あの日ほどではなかったですけど、やはり美しい夕焼け空でした。

 

ああ気持ちいい。

 

これで試合が始まると、ま、いろいろとあれですわ、必ずしも気持ちのいいことばかりじゃないんでね(笑)

 

映画やお芝居の開演前の客席も好きだけど映画やお芝居の場合は、自分が観に来たのがどんなジャンルの作品かだいたいわかっているワケで、野球観戦のいいト コは、これから始まるのが痛快娯楽劇なのか、ゴメディーなのか、悲劇なのか、目も当てられない惨劇なのかわからないとゆートコ。
デントーとかエイコーとかいってる強豪チームのファンにはハッピーエンドの痛快娯楽大作しか楽しめない向きもおありのよーですが、ベイスターズファンたる もの、“そこに野球があれば”、悲劇も惨劇もそれなりに受け入れて楽しめます。。。。ま、そこには野球すらなかった!って時もあるんですが(泣)

そーいえば“ラリーキャップ”を教えてくれたのもTonyだったな。
ラリーキャップってゆーのは一種のおまじないで、贔屓チームが劣勢の時に、試合の流れを変えるべくキャップのかぶり方を変えることで、それでも劣勢が変わ らない時は更にかぶり方を変える。。。前向きから後ろ向きへ、表から裏返しに、ツバを真上にウルトラマン風にと、変なかぶり方であればあるほど呪力は強い とゆーことで、僕もいろいろ試みて、これは内緒だけど、僕の斬新なラリーキャップの呪力のおかげで、我が溺愛のベイスターズが逆転勝ちした試合も何試合か あります。

今日は我が溺愛チームの先発投手は2014年ドラフト7位の飯塚くんがプロ初先発。
対戦相手バッファローズの先発はプロ野球No1の好投手金子千尋。
ラリーキャップしまくり展開の予感でいっぱいだったのですが、
そこは別名“筋書きのないドラマ”で、なんと序盤は両チーム無得点の投手戦で、飯塚くんがプロ野球を代表するエースと互角に渡り合って、意外や手に汗握るヒッチコック的サスペンス展開!
4回になんと我が溺愛のベイスターズが1点先制で全ベイが興奮のるつぼ!
6回に敵軍バッファローズの外野手T岡田がハマ風のいたずらに弄ばれバスターキートン的転倒のドタバタ喜劇で3点追加!

6回終了で4対0!
気持ちいいいいい!!!!
あまりの気持ちよさに、うっとり目を閉じてたら、照明灯のLEDライトが瞼を照らして、目を閉じてるのに光が満ち溢れ、多幸感で思わず

「太陽がいっぱいだあ。。。」
ん?

あれ?

と、
脳内に哀愁を帯びたニーノ・ロータのあのメロディーが。。。。

 

記録には残らないエラーで出たランナーをドッカーンで返される。。。を2イニング連続とゆー既視感あふるる懐かしの展開に「大洋がいっぱいだあ」(泣)

 

球場を後にして駅への帰り道、脳内には依然としてニーノ・ロータが。
おっと、キャップを直し忘れてた。
こんなかぶり方して外歩いたら変質者だな(泣)

 

 

私、舞台業界で働きはじめて三十数年。

休憩時間に誰彼かまわず捕まえて将棋を指し、若いころは仕事が終われば新宿将棋センターに入りびたり、ツアー中の休日には旅打ちと称しては土地土地の将棋道場を訪れたものです。

その頃新宿歌舞伎町の入り口、靖国通り沿いにあった「新宿将棋センター」は、日本最大の将棋道場で、休日には入り浸って、朝から深夜まで将棋を指しまくってました。

新宿将棋センターには食堂コーナーがあって、ここのチャーハンは絶品だったのですが、意外と大人気だったのが冷奴定食とゆーメニューです。

ごはん、冷奴一丁、たくあん2切れ、チャーハンのスープ。。。。以上。

ん~、シンプル。

要は冷奴だけをおかずに飯をかきこみやがれってメニューです。

魅力感じないですよね?

なんとも間抜けなメニューに思えるでしょ?

私も最初は????でした。

ところがですねー、一日中将棋を指していると、いくらヘボでも、ヘボはヘボなりに一生懸命に手を読む、考えるワケです。

結果として「“休むに似たり”な考えでも、ただ休むのとは違って、一生懸命考えるとゆー行為に伴う身体的負担は伴うわけです。

具体的な症状としては、血が全部脳の方に行っちゃって、胃の方は留守になる。。。きっと医学的には正しくないのでしょーが、感覚としてはそんな感じです。

思考ジャンキー、シンキング・ハイ状態で空腹を一切感じなくなることがあります。

ところが一生懸命考えるとゆー行為は、意外とカロリーを消費するんですね。

プロ棋士の場合ですけど、一日がかりの対局を終えると朝より体重が3キロ落ちてるなんて人もいます。

んー、一向に空腹は感じないが、そろそろちょこっと何か腹に入れないと倒れちゃうかもなあ。。。。とゆー時に絶妙のメニューなんですよ冷奴定食♪

で、頼んだぞ!冷奴定食!で一日中将棋に溺れる。

20代のある時期、私はそんな風に過ごしていました。

 

 

私はとても謙虚な質なので、極めて控え目に言いますが、将棋の強さに関しては舞台業界全体の上位3%に入る実力です。
ま、本音を言えば、舞台業界で2番目に強いと思ってます。
オイオイ冗談じゃねーぞ俺のほーが強いぞとお思いの方がいらっしゃいましたら、ハイハイその通りですよ、あなたが1番で私が2番ですよ、とゆーことにしておきましょう。
あー、なんて謙虚なんざんしょ(笑)
斯様に、将棋愛好家には天狗が多いし、ましてやプロ棋士ともなれば、内心は「ホントは自分が一番」と思うのが自然だし、そーでなければ生き残れない世界です。

中学生ブロ棋士藤井聡太四段14才が、デビュー戦から勝ち続け、遂に26連勝。
凄い
実に凄い。。。。けど、ワイドショーなどで大騒ぎされているほど凄いかと言えば、ちょっと持ち上げすぎじゃないかなあ、と。
ネット将棋のブームに乗って棋戦が増えて、それらは若手に圧倒的に有利な持ち時間の短い将棋で、デビューしたての藤井くんは、その全てをノーシードで予選一回戦から出場するので、今が一番連勝しやすい環境にいるんですね。
なので、タイトル戦ばかり戦かっている羽生三冠なんかとは環境がまるで違うわけです。
と はいえ今日藤井くんが勝ちきった順位戦とゆーやつは、プロ棋士の基本給と序列を決める最も価値のあるリーグ戦なので、この舞台で激烈なねじり合いん制した んだから、物凄く強いことは間違いないわけですが。。。果たして歴代永世名人のよーに飛び抜けて強いがどーかは、タイトル戦を戦うよーになってみないとわ からないんじゃないでしょーか。

ワイドショーで藤井絶賛コメントをするタヌキなおじさんプロ棋士も、将棋界を盛り上げるための社交辞令であって、内心は「なーに、俺様の方がまだまだ強いぞ」と思っていても不思議ないですね。

その意味でも順位戦デビューを白星で飾ったのは大きいですねえ。
華々しくデビューした歴代天才少年たちも、女房子供家庭をずっしり背負って、異様に血走った眼で盤面をにらみ、駒をたたきつけるおじさんたちにビビり、場の空気に飲まれ萎縮、本来の力をまるで出し切れずに敗戦とゆーのが、順位戦デビューによくあるパターンだったのですが、藤井くんは見事に相手をねじ伏せて逆転勝ち。
第一関門突破。
果たしてホントに、歴代永世名人のよーに飛び抜けて強いのか?
それはタイトル戦に出るまでまだまだ半信半疑。
はたして将来名人戦に登場するのか。
それは何年後なのか。
楽しみですねえ。
 
ところで20日は先日引退表明した加藤一二三九段が、負ければ最後となる対局をします。
元祖天才将棋少年。
「神武以来の天才」といわれ、14歳でプロデビューしたのが、1954年。
今よりプロ棋士の生活が大変だった時代、つまり今より生活のかかった順位戦がより殺気立っていた時代、その順位戦を勝ち続け4年連続昇級して18歳でA級八段、20歳で名人戦挑戦者とゆーまさに天才中の天才。
僕が将棋にハマって週8日朝から晩まで道場に入り浸ってた頃は、加藤、中原、米長の全盛時代。
米長さんが亡くなり、加藤が引退を賭して戦う。
その将棋を見届けよーと、半ば隠居状態の中原さんが解説者として久々の登場。
長谷川、すでにウルウルしちゃってます。

 

 

 

 

 

 

 

地球にやってきた宇宙人にどー対応するか?

いわゆるファーストコンタクトSFってヤツですね。

僕がファーストコンタクトSFとファーストコンタクトしたのは「未知との遭遇」なので、手をかざしてレ-ソー

この音階は、土曜の夜の寝静まった街に鳴り響ミ ラ ド シ ラ ド ラ シ ラ ファ ソ ミ〜♪のマフラー音(ゴッドファーザー 愛のテーマ)と同じく、脳にがっつり刷り込まれてる世代なんですねー。

 

 

 

 

 

 

 

ついでに1962年生まれの映画好きであるところの僕とファーストコンタクトSF映画との接近遭遇の遍歴をざっと総ざらい。

リアルタイムで微妙に間に合わなかったが情報誌としての全盛期にあった「ぴあ」の企画「ぴあテン&もあテン」でリバイバル上映して作品ぶっちぎりの第一位を毎年キープしてた「2001年宇宙の旅」を追いかけてモノリスとツァラトゥストラに出会い、オーソンウェルズの「火星人襲来」のラジオ放送の伝説を何かで読み、月日はたって「インデペンデンスデイ」にそれどーよ?と口では言いながら意外に目頭熱くして、「コンタクト」のジョディーフォスターのフルスロットルな女優力にいささか食傷と感動のはざまで揺れ、「宇宙戦争」をなんとなくスルー、「マーズアタック」に爆笑して「宇宙人ポール」を熱烈支持。

 

で、昨日、ファーストコンタクトSF映画の新たな傑作「メッセージ」を観てまいりました。

とても良い映画でした。

原題「Arrival」で、原作はテッド・チャンが2002年に発表した短編 「あなたの人生の物語」(Story of your life) 。

うーむ、本編を鑑賞した後、邦題、原題、原作の題名をあらためて並べると、なかなか味わい深いですねえ。

まあ邦題が一番含みがなく、こぼれ落ちるものが多い感じですが。。。

ま、これが一番集客できるタイトルと見込んだでしょ。

目くじら立てるほどでもないか。

目くじら立てまくりたいのは「ガーディアンズ オブ ギャラクシー リミックス」ですよねえ。

「ムービーウォッチメン」で宇多丸師匠もかなり怒ってました。

本編にひっかけて「 Guardians of the Galaxy Vol. 2 」なんてイカしたタイトルがついているのに、リミックスって何よ?ホント。

しかも本編最後に “THE GUARDIANS OF The GALAXY WILL RETURN ” と、まだまだ続きますよー、続編ありますよーと宣言してる作品に何してくれてるんだか。

こーなったらVol.3もvol.4も曲げずに貫けよな!

たとえ「ガーディアンズ オブ ギャラクシー とかになってもな!

あ、すいません、「メッセージ」でしたね。

ファーストコンタクトもののひとつの定番は、宇宙人とゆーよそ者の出現によって、おっと敵対してるバヤイじゃないぜ、俺たちみんな地球人じゃないか!と世界が一致団結して事に対処するって展開。

これ、逆に言うと、宇宙人とゆー外側なしには、世界がひとつになるなんてリアリティーをたもって描けない、たとえフィクションでも。。。ってことかもですね。

うーん、悲しいことだのう。

で、「メッセージ」も世界各国がそれぞれの思惑で突如現れた宇宙人とコミニュケーションを取ろうとバラバラにアプローチ、すったもんだの末、笹川良一の尽力により世界はひとつになる。。。。っつーのはもちろん言わずもがなのくだらない大嘘なんですが、すったもんだの先の収束が意表つきまくり&お見事なアクロバティック展開で、とどのつまりが涙腺直撃なんですねえ。

で、この感動のストーリーを支え、盛り上げるのが音楽。

「未知との遭遇」には レ-ミドドソー♪ 

「2001年」と言えばツァラトゥストラですが、「メッセージ」にはマックスリヒターの 「On the Nature of Daylight」 が延々ループ。

これが素晴らしい!&耳について離れない!

この映画の基本トーンはこの音が支配してますし、映画が終わっても脳内に延々ループ。

マックスリヒターかく語りき!とゆーか、かくささやき!

「メッセージ」は新世紀のモノリスだ!。。。。って“2001年”も21世紀だから今世紀か(笑)

で、マックスリヒターの既存曲をはめ込んだ音楽のヨハン・ヨハンソン&監督のドゥニ・ヴィルヌーブが再び組んで挑む次回作は「ブレードランナー」の35年ぶりの続編「ブレードランナー2049」

こっちも楽しみだあー!

「ブレードランナー2049」は新世紀の「ブレードランナー」だ!(笑)