【クランクイン音楽監督就任？】

　先日の日曜日（5/16）、オイラが音楽で参加している自主映画「山間のあかり」がいよいよ･･･　てか、やっとクランクイン（撮影開始）となった。

　本来なら桜が咲く頃には撮影も開始している予定だったが、コロナの非常事態宣言発令のためになかなかスタートできないでいたからなんだけど、オイラ的には時間的な猶予が出来て監督から要望があった2曲について目処が立ったのでありがたかったかも。。（笑）

この映画は、兵庫県姫路市から車で1時間少々北に行った山間部の町「宍粟市（しそうし）」を広く知っていただくためにドラマ仕立てで紹介する1時間強の作品。

　山間部とあって、更に30分ほど北にクルマを走らせればスキー場もある雪が多い地域なので、雪が降り始める前には撮影を完了させておきたいので、クランクインを待ち望んでいた撮影隊は本当に喜んでいたよ♪

でも、撮影日が近づくにつれ気になるのは天候･･･
結局は雨だったんだけど、オイラはスタッフ・キャストとの顔合わせもあり、撮影隊も室内に変更と言うことで予定通り集合する事になった。

集合したのは巨木の林に囲まれた「庭田神社」で、雨で曇る景色のグラデーションが幻想的にも神秘的にも感じられる。。
鳥居をくぐると古い能舞台や相撲の土俵などもあり、古くから文化の拠点だったのではないかと想像できる。
オイラはここで深呼吸して会場である社務所に入ったよ。

庭田神社

能舞台と土俵

　オイラに音楽で参加してほしいとオファーをくださったのは、報道出身のベテランＴＶカメラマン「Ｈさん」
Ｈさんは宍粟市のケーブルテレビに深く関わっておられる事から、日本酒発祥の町としてアピールしている宍粟市の「しそう日本酒まつり実行委員会」を通じて、宍粟市役所の協力もいただきながらスタッフ・出演者が宍粟市縁の方々で政策を進めるという「大冒険」的な企画がスタートした。

　ちなみにオイラは出身でもないんだけど、10年ほど前に宍粟市のイメージ・キャラクター「しーたん」のイメージ曲を担当させていただいてから、イベントの音響とかでお世話になる機会も多かった事から話もスムースに行ったとか行かなかったとか（笑）

オイラは職業音楽家として参加するけど、気持ちは宍粟の皆さんと同じ心構えだよ☆彡

　今回の参加者では、カメラマンさんとオイラ以外はドラマやＴＶ撮影は未経験の方ばかりなので、セリフを収音するブーム（マイク）担当をはじめとするの音声さんや照明、記録係の方も1から説明を受けて、オイラが知っている撮影時の緊張感とはまた別の緊張感がヒシヒシと伝ってきてたよ（笑）

ファーストカットは屋内シーン

　でも、驚いた事に主役の大学生「あかり」を担当する「田路陽菜」さんをはじめ、役者さんはすべてセリフが頭に中に入っていてセリフが止まってしまうＮＧはほとんどなし☆彡
もちろん素人さんなので表現力は拙いところはあるんだけど、本気度もヒシヒシ感じるものはあったよ。

　室内の撮影もひと段落ついた頃、2時間ほど雨が上がるとの情報が入り、元々撮影の予定だった屋外のシーンも行うことになった。
ちょっとした喧嘩のシーンも、殺陣を初監督を経験する「Ｎさん」がベテラン監督のように指示を出し、これまた演技初経験だけど台本が頭に入っていてスムースに撮影が進んでいたよ。
このシーンではカメラもハンドにして動くので周りにいる人間が映り込んでしまうので物陰に退避。。