12月中旬から25日までラップランド旅行に行ってきました。7日目の日記です。

 

2023年12月23日

 

泊まっている宿ですが、翌日の宿泊者がいないということで、夕方の17時位まで使わせてもらえることになりました!なんとありがたい。ロヴァニエミはイナリから5時間ほど南下しているとはいえ、同じ位寒いです。路頭に迷わなくてよかった。

 

宿から徒歩10分位の、Arktikumという博物館に来ました。

北極圏の自然や動物たち、そこに暮らす人々とその文化、オーロラの仕組み、白夜・極夜の仕組みなどなど、ラップランドならではの展示ばかりです。ここに来ないと知らなかったことも多い!

サーミ族だけじゃなくて、北極圏に暮らす様々な少数民族の紹介。彼らの伝統的な暮らしが分かる展示も沢山ありました。

150年位前のこの辺りの人々の生活の様子も展示されています。これは毛皮商人の様子です。

もちろんサーミ族の展示も豊富。特にここの博物館の展示の仕方がとても綺麗で美しいんです。

 

動物たちの展示もあります。北極熊の展示もありました。

この辺りに生息する動物たちの鳴き声も出る仕組みになっていました。次男君は学校で北極圏の動物についてお勉強したばかり。とても良いリンクとなりました。

ランチはロヴァニエミで大人気で二晩にわたって予約できなかったレストラン、Niliで頂きました。ランチなのに、2日前予約してから行きましたよ!ラップランドの伝統料理ならどこがおすすめか、と宿の人に聞いたら真っ先にこのレストランの名前があがったし、地球の歩き方にも紹介されています。

店内はラップランドの雰囲気を凝縮した感じの装飾です!ムード満点。

付け合わせのパンとバター。確かライ麦パンで、子供達からは大不評泣き笑いおしゃれなのにね。

前菜盛り合わせ。ラップランドでしかお目にかかれないものがたくさん入っていてよかったです、この盛り合わせ。

これは確かトナカイ肉。長男君用にハーフサイズで注文。

色々試したくてお魚もハーフサイズで頼みました。

サーモンのスープと、この木の入れ物に入っているのは熊のスープ。

全部美味しかった!ロヴァニエミに行くならこのレストランおすすめです目がハート

 

さてさて、宿で出発準備をしてタクシーでロヴァニエミの鉄道駅へ向かいました。すでにサンタクロースエキスプレスという夜行列車は到着していて、少しの待ち時間で乗車できました。見事に乗っている乗客はアジア人ばかり。我が家も含めて泣き笑い

ロヴァニエミ17:52発、朝の6:27にヘルシンキ着の夜行列車です。早朝到着だからか、代金が結構安くて、家族4人で€278でした。この次の便は2倍以上したので、お得に予約できました。

 

我が家は予約したのがかなり遅くて、同じ車両で個室を2つ予約できたのですが、そのうちの一つがコネクテッドにできるお部屋でした。もう一つは誰かがすでに予約していました。できたらコネクテッドルームにしたい!!と思い、同じ車両に乗り合わせた方にお願いをしたところ、快くお部屋を交換していただけました!!インドネシア人の方でした!!本当にトリマカシー!!(インドネシア語でありがとう)

 

そして、切符チェックに来た車掌さんにお願いして、コネクテッドルームにできましたニコニコニコニコニコニコニコニコ別に部屋が広がったわけではないのですが、開放感がひろがったし本当に良かったです。↓これは真ん中の扉をあけてコネクテッドにしてあります。

ベッドはもちろん広くありませんが、枕元に時計とかコンセントとか色々機能がついていて便利です。フェイスタオルとペットボトル1本が支給されていました。部屋の中に小さい洗面台があって歯を磨いたりするのには便利でしたが、顔を洗う時に小さすぎてどうしても床がびしゃびしゃになってしまいました。トイレは共用のトイレを使いました。

 

夕飯はスーパーでお惣菜を買い込んでいました。食堂車にも行ってみましたが、もうすでに人がたくさん座っていてあかなさそうだったので、お部屋で食べました。その後はUNO大会。

 

この寝台列車には色々なタイプがあって、ペットOKだったり、お部屋に専用のシャワーがあったりと色々ありましたよ。物価の高いフィンランドで、寝台列車を利用すれば一泊分の宿泊費が節約できるのも嬉しいですね!!