2023年8月24日

 

ついに!!行ってみたかったアルハンブラ宮殿に行けました!!

 

グラナダ王国が建国されたのは1238年。相前後してイスラム教徒の本拠地だったコルドバとセビーリャが陥落し、レコンキスタが完了しつつあるという時代。ナスル朝初代王は脆弱な国家の基盤を整えるため、仇敵カスティーリャ王国に服属して外交を安定させ商工業の発展に力を注ぎます。賢明な政治によって経済が潤うと、王はアルハンブラ城内に王宮を築城しました。これがアルハンブラ宮殿!!外見は無骨ながら一歩中に入れば幻想世界が展開する、イスラム芸術の結晶です。

アルハンブラ宮殿のチケットは繁忙期だとずいぶん前に予約していないと買えないと聞いていましたが、超暑いこの時期、2週間前位でもオンラインでチケットは購入できました。昼以降は暑くなってしまうので、9:00にNasrid Palace(ナスル朝宮殿)の予約です。

 

アルハンブラ宮殿はとっても広いですが、見どころは3か所に分かれています。ナスル朝宮殿、アルカサバ、ヘネラリフェの3か所。チケットで入場時間が指定されているのはナスル朝宮殿のみで、あとは営業時間内ならいつでも訪れることができます。ナスル朝宮殿は指定された時間から30分以内に入場しないと入れてくれないらしく、朝早かったからとても緊張しました!!ベビーカーは近くの葡萄酒の門(Puerta de Vino)に預けなければなりません。

装飾が美しくて、来ることができてよかったですラブラブラブラブ

 

12頭のライオンの噴水があるライオンの中庭。ここは王族のプライベートな空間で装飾はより繊細です。

ライオンの中庭周辺では最も古い建物で、二姉妹の間と呼ばれています。天井の鍾乳石飾りが見事です目がハート飛び出すハート

どのお部屋も装飾が美しくて溜息がでちゃう・・・でもボーイズたちの心には全然響かなかったみたいネガティブ爆笑爆笑疲れたーとか連発しまくって残念な限り。

次にやってきたのは、アルカサバ(Alcazaba)。アルハンブラ宮殿で最も古い部分でローマ時代の砦の跡に、モーロ人が9世紀に築いたもの。キリスト教国の攻撃から都を守るため、アラブ世界の軍事技術を結集した難攻不落の要塞となりました。ここからはグラナダの町が一望できます。ただとっても暑いです驚き

次にヘネラリフェ(Generalife)に向かいます。ヘネラリフェはアルハンブラ宮殿の入り口近くなので、戻る途中にお土産屋さんに寄りました。イスラムから伝わった工芸品で、「タラセア」と呼ばれる寄木細工が有名なのですが・・・そのお店です。

お店の中では職人さんが作っているところを見学できます。

こちらで、私の誕生日プレゼントとして、宝石箱を買ってもらいましたピンクハートグッもっと大きくて、模様の細かいのが良かったけれど、€200位下から、中くらいで模様も普通のにしました昇天 この写真↓の一番奥のが私の。そして、なぜか、子供達もポケモンカード入れとして大切にするから!!と言ってちゃっかり宝物箱を買ってもらっていました。私のより模様が細かい・・・ちょっと不満

朝は20度くらいでさわやかな気候のグラナダですが、お昼近くになってじりじりと暑くなってきました。子供達もまだ見学するの?とブーブー文句を言っていますが、最後のヘネラリフェに来ました。

ここは14世紀に建てられたナスル朝の夏の別荘だそうです。いたるところにシエラ・ネバダ山脈の雪解け水を利用した水路や噴水が設けられ「水の宮殿」と呼ばれています。

写真には載せていないけれど、いたるところにお水が流れていて、「見た目」本当に涼し気です・・・泣き笑いこんな素敵な小径もあったりして、女性的な感じがする宮殿でした。

やっとアルハンブラ宮殿の見学が終わりました。ランチを食べてからコルドバに移動しようと思います。アルハンブラ宮殿の周りにあまりレストランがないので、丘を下ってグラナダの町に出てみることにしました。今回は昼間だしバスを使いました。「アルハンブラバス」っていうとても便利なミニバスがたくさん走っていて便利です(C30っていうバス)。大人€1.4で、運転手さんに支払います。

 

アラブ人街に来てみました。なんだかヨーロッパじゃないみたい!!

アラブ人街の小道を入ったところにある、モロッコ人が経営する「アラヤネス(Arrayanes)」っていうレストランでモロッコ料理を食べることにしました。

クスクスと、チキンライスにしたかな。

アルハンブラ宮殿の見学をブーブー言いながらも頑張って見たので、子供たちはご褒美にアイスクリームをゲットですニコニコにっこり

この後、バスでアルハンブラ宮殿前のホテルに戻り、車で約2時間15分、コルドバに移動です。