8月のお盆が近づくと、
8月12日の日航ジャンボ機の事故を思いだします。
直接は関係なかったのですが、
私にとっては、
一生忘れられない日です。
その日は、予定日を一週間すぎた、
臨月のお腹をかかえていました。
朝から、お腹が張ってきたので、
荷物を用意して、お風呂に入って、軽く食事を済ませていました。
夕方くらいから、1時間ごとにお腹が張ってきて、
心配した近所の人や、大家さんや、大家さんの息子さん、お嫁さんが、
我が家に集まってきました。
「おびすけさん、もう病院に行ったほうがいいわよ」
と口々に言いながら、テレビを見ていたら、
日航ジャンボ機の消息が分からなくなった、とニュースが流れました。
東京、大阪便でしたので、
「芸能人が乗っているかもね」と誰かが言いました。
その後てんやわんやがありましたが、
車で病院まで送ってもらい、
分娩室の隣の部屋で陣痛の間隔が短くなるのを待っていたら、
横のベッドの妊婦さんに、
「もう名前を決めた?」と聞かれました。
まだです、と言うと、
彼女は、参考に、と、新聞の切り抜きを見せてくれました。
「今夜は獅子座流星群で、年に一度流星が沢山見える日」
という内容の記事でした。
それからしばらくして、陣痛が強くなり、
長い痛みと苦しみを経て、
朝8時に赤ちゃんは生まれました。
疲労と睡魔の中、病室に運ばれると、
隣の人が新聞を読んでいて、
「生存者あり」という見出しで、
少女が自衛隊のヘリコプターに救助されていました。
多くの方が亡くなり、その後も悲しいニュースが続いている中、
新しい命が、この病院でいくつか誕生しました。
あの夏のことは、
毎年、昨日のことのように思い出します。
息子も今年、26歳になります。
多くの方が、
今生きていることに感謝して、
幸せに暮らしていけたら、と思います。
m(u_u)m