(2010年9月投稿・・2012年5月・2014年3月・修正加筆・再々投稿)
「ボロ班」対策
-生徒の更なる成長を願ってー
班競争には、かなりの批判や賛成意見が出て、教職員の間ではかなりの激論があったらしい。特に「ボロ班」と言う評価とその表現については、賛否が別れたらしい。残念ながら、「私一人が蚊帳の外」で、「だーれも質問もしないし、意見も言ってくれない」のが{毎度の事」で、どこの学校でも私が赴任しての一年目はそうだった。
私にして見ると「毎度の事」ですから、一年目は自分のやりたい事をやるだけ。そのうちに、私の学級経営のやり方を見ていれば判るでしょう・・・と、密かに考える・・・これもまた「毎度の事」。一年経つと、他のクラスの生徒と私のクラスとの生徒とでは班活動や学級活動の取り組み方が違ってくる・・・是もまた「毎度の事」。二年目に入ると、私の学級経営の真似をする人・質問に来る人が何人か出る・・・是もまた「毎度の事」。
閑話休題・・・さて、私のクラスだが、二週連続「ボロ班」になったら、または、傾向として、1~2の班に「ボロ班」が集中する様だったら、そろそろ「班の編成替え」の時期が来たものと考えて良いし、班長会議に「ボロ班」対策を検討させて、問題点をさらけ出すのも良い。
これは、単にその班だけの問題でなく、学級全員の向上を目指すために、「ボロ班対策」はみんなの問題として考えて行くべきである。と、言う意識を班長たちに持たせ、解決策を考え、意見を述べ合う事で、連帯感や班長としての意識の向上、学級の核としての自覚を持たせ、成長を図ることが出来ました。更に「班の目標」や「約束」も、単なる努力目標で情緒的な言葉を並べてもそれでは駄目で、より「具体的に班員全員で取り組みやすい」ものにしなければならないのが、少しずつ判ってきたようです。
これは後に『班長立候補制』に繋がって行きますし、『班長リコール制』 や『仕事班リコール制』まで発展させるためにも必要な、大切な事であると思います。また、後半になっての『個人目標作り』や「個人目標達成のための取り組み」と、そのための班の協力・班長の指導・助言にも、班員が素直に従うような『学級全体の体制』作りのための第一歩ともなるものです。
私の「班ノート」の取り扱い方も、この頃から意識的に、比較的成績の劣る者の中から、何か他の生徒よりも優れたものを見付け出し、学級便りの中でそれを紹介する事によって、個人の特性を見出し、生徒たちがお互いに認め合う事によって、先祖代々の優越感・劣等感などの既成概念を打破し、お互いに尊敬しあい、高めあう環境を作って行こうと考え、実行して見ました。
特に、学業成績の優劣によって、上下関係が出来る事を防ぎ、お互いに優れたところを認め合う様に、劣ったところは相互の協力関係と切磋琢磨によって、向上の努力が実を結ぶようにしたいと考えたからです。
「学級だより」では、出来るだけ多くの「生徒の名前」を挙げる。それによって保護者の学校行事や学級の様子についての興味・関心を高める事が出来る。と考えました。親は、自分の子供と他の子供との違いを、感情的・情緒的に捉える傾向があり、子供に対して一方的な判断を押し付ける事があつたり、また、子供の生活に対して無関心な場合もあります。
前者の場合は「親の躾け」と言い、後者の場合は「放任主義」なのに、「子供の自主性を尊重」している。と自己弁護し、両者共に教師の介入を『親の教育権の侵害』であるとして攻撃に転じ手来る事が間々あります。
そこで、他の子供との比較をデータではっきりと把握出来るようにしよう。と、考えて、四月に行われた身体計測の資料を用いて、全生徒の名前を挙げ、関心を持って学級便りを見てもらう事を考えました。但し、女性徒は、体重・胸囲などに羞恥心を抱くのと、座高は胴長・短足などの心無い陰口・悪口・からかいの原因となり、イジメやシカトなどの差別を生む恐れが大きいため、これを省き、身長のみを記録として載せ、食事指導や生活改善の資料として考えて貰おうとしたものです。
注・・学級便りを掲載しようと思いましたが、担任の名前を消し忘れていたので今回は止めました。
先生の卵さんたちへ
生徒を一人前の人格を持った人間として接すること。これが出来れば、学級内で起こる問題は必ず解決できます。ガンバルノダ





