中学一年を重視しようー共に成長すると言うことー
しかし、教師になりたての卵さんたちや、生徒と共に歩み始めたヒヨコさんたちに言いたいのです。三年間は「ジーツと我慢の子」でいてください。教職と言う職業を選択した以上、退職までの期間は長いのですから、最初の三年間は「見習い期間」だと思って先輩教師や地域の父母の考え方を知ることに勤めてください。昔からの諺に曰く「石の上にも三年」そして、自分が理想とする教育を実践する時に反対者を説得する道を考えてください。
前にも言ったように、新卒・新任の教師は必ず「中学一年生の担任」をする事になります。中学一年生は、全く新しい環境で、全く新しい教科担任制と言う仕組みで、「大人の階段」に足を掛けているのです。それはあなたの「教師としての出発」に対する不安や希望や夢と同じか、それ以上のものがある事を解ってください。
大規模校や中規模校であれば、生徒たちは、
複数のはじめてみる小学校の卒業した生徒と同じクラスになる。
都市周辺部の生徒にとって、都市部の生徒の口の旨さは脅威的でさえある。
イジメっ子はいないだろうか。小学校のガキ大将は何処のクラスへ行っただろう。
担任の先生はどんな人だろうか。やさしい人だろうか。怖い人だろうか。
上級生は優しくしてくれるのだろうか。それとも・・・・。
小規模校であれば、生徒たちは、
保育所時代から小学校時代を共に過ごし、どんな人物かを嫌に為るほどわかっている仲間と、同じクラスでまた過ごす事になる。
仲間内での順位がはっきりしていて、これを変えるなんて夢のまた夢。
中学校に入っても、全員が顔見知り、自分自身を変えるなんて夢のまた夢。
変わるのは担任の先生だけ。どんな先生だろうか・・・。
と、言う事は、あなたにとっての絶好のチャンス到来

中学一年生の担任をする事に決まったときは、生徒と共にあなたも成長するチャンスを与えられたと思って、生徒と共にあなた自身も「リセット」する事をお勧めします。
生徒と共に、過去のしがらみを振り捨てて、生徒には「大人の階段」を、あなたには「プロの教師の道」を一歩一歩上がって行って欲しいのです。
生徒の長い人生の中で、中学一年生の時の担任がどんな人だったかは、一生の記憶に残る大事件なのです。そしてその担任次第で彼や彼女の生き方に変化が訪れるのです。
生徒の夢を大切にしましょう。例え、後で別なものに変わっても良い、はっきりと夢や希望を持たせましょう。それに向かって努力することが生徒自身の「自分を変える」事に繋がり、自分の将来の為に努力を積み重ねることに繋がるのですから。
生徒もあなたも、過去を総てリセットし、新しい仲間と、白紙の状態から自分たちの将来を見据えて、仲間を作り、小集団で切磋琢磨しながら、新しい生活を模索しながら、学級を作り挙げるチャンスなのです。 生徒もあなたも新しいスタートラインに立ったのです。
・・・つづく・・・
先生の卵さんたちへ
あなたたちに次の言葉を贈ります。生徒を育てる者として座右の銘にして欲しいものです。
「正しくない事はするな。真実でない事は口にするな」
・・・ローマ皇帝ーマルクス・アウレリウス・・・