いつか | 珈琲にハチミツ

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プロレスの話などをつらつら綴るブログです。

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この頃の橋本はゼロワン内で浮いた存在だった。周りにいるのは藤原組長、あるいはアパッチの黒田、金村ら外部の人間ばかり。共に新日本を飛び出した仲間達、

大谷、高岩、中村…

本来なら運命共同体だった男達は、橋本から最も遠い存在になってしまっていた。

欠場宣言からむかえた8月31日岩手県営体育館の最終戦、シリーズ名は「Determination 」その意味は「決意」「決心」

橋本はケジメをつけなければならない!

肩を治して万全のコンディションで、破壊王としてリングに帰ってくる。それが叶えば、きっと何もかもが元通りになる。そう誰もが信じていた。
「橋本!橋本ォ!橋本さん‼︎」

「このリング、俺たち全力で守るからゆっくり治して来いよ‼︎」
「おい橋本!お前がいなくなったリング、何も心配することねぇよ!俺たちが○×△□‼︎」


「オイ大谷よ、大森よ、俺がいなくて、お前らやれんのかこの野郎!馬鹿野郎!やれるならやってみろこの野郎ォ‼︎」




続く