と、声を大にして言うのはKYでしょうか。
確かにファンの裾野は広がりました。観客動員数は増えました。ワールド契約者の数は増えました。
ですが
どうにもいけ好かない部分が多々ある。今の新日本の体制や方向性を好意的にとれるほどオトナではないし、これでいいんだ感が時折見えなくもない…嘆いてばかりでは1ミリも前進しないと思うので、これからは真剣にケチを付けていきます。
※これマジ。
まず声を大に言いたいのは、ビックマッチ前後について。負けた選手は何のリスクも負ってないこと、これでは勝負のリアリティも感じませんし、これからのストーリーに何の動機も感じません。
オカダはケニーに負けた。内藤はジェリコに負けたことが、各々のダメージになってないことは…何のストーリーも産みませんし、リベンジ戦をの説得力も(もしやるなら)感じません。カードが決まってから、ようやくとってつけたようなコメントを発するようでは与えられたカードをこなしている印象しなないですね。
次にG1。もはや強さのグレード1でなく、仕事人のグレード1を決めるイベントとなっていますね。まぁそこは別にいいんてますが、夏のお祭り感は感じないんですね。
なぜなら、リーグ戦の勝敗がそのまま秋のシリーズ、ドームに直結しすぎてるように思えるんです。
夏のまさかの黒星を回収する秋…
何年続いた何年これが!(ドラゴン調)
その他、乱立するベルトや中身の無いワールドプロレス中継などなど言いたい事はまだまだありますが今回はこのへんで…
今の新日がかつての昭和黄金期から氷河期、平成の隆盛から暗黒期など半端ない浮き沈みを経て今のかたちに落ち着いたのは百も承知です。が、これからさらなる高みを目指すのであれば、もっともっと面白いものにしていく必要はありますし、その余地もあるはずです。
これからは変に構えたりしないで、真摯に見て聞いて発信していきたいと思います!