104.あれから2年 | 脂肪肉腫との戦い

脂肪肉腫との戦い

2015年8月14日に腹腔内の巨大脂肪肉腫の摘出手術を受けました。
その後、2016年9月、2017年11月、2019年9月、2020年9月、2021年6月、2021年10月、再発手術を受けました。
私にとってまさに戦いです。
これまでの経過を綴っています。

平成27年3月末日、脂肪肉腫の告知を受けました。
あれから2年。
激動の2年でした。

この間、開腹手術を4回受けました。

1回目2015年4月
この時は開腹生検。腹部を縦に15センチ。腹膜偽粘液腫の疑いがあったものの結局、脂肪肉腫との診断変わらず。この頃からお腹が膨れ始める。
2回目2015年8月
4つの病院に手術不可と言われたが、最後の望みをかけて熱海病院に入院。移植外科にて脂肪肉腫摘出手術を受ける。腫瘍9kg。傷口は縦に34センチ、横に14センチ。左腎摘出。出血18リットル。
3回目
この手術の翌日、出血止まらず、止血のため再度開腹。
4回目2016年11月
膵臓の横に再発。卵形大の脂肪肉腫。縦に17センチ、横に17センチ。膵臓の2/3と脾臓を摘出。

最近の体調は、特に異常はありませんが、やはり傷口の違和感はずっと続いています。痛みは感じないですが、歩く時は一歩一歩進む度にグイグイとひきつる感じ。
横になっていてもお腹に何か乗せているようです。
これは一生付き合っていくことになると思います。

あと、告知後2年生存ということでガン保険の保険金を請求しました。
生きていれば年に1回請求できる保険です。
ガン保険は、入っていて助かりました。24年前に契約したときはまさか自分がこの保険を使うとは思ってもいなかったのに。
来年3月にまた保険金を請求できるようにしぶとく生きて行こうと思います。