77.手術の話 | 脂肪肉腫との戦い

脂肪肉腫との戦い

2015年8月14日に腹腔内の巨大脂肪肉腫の摘出手術を受けました。
その後、2016年9月、2017年11月、2019年9月、2020年9月、2021年6月、2021年10月、再発手術を受けました。
私にとってまさに戦いです。
これまでの経過を綴っています。

今日の初島。曇っていて朝日は拝めませんでした。



(手術の話の続き)

CT画像によると腫瘍は膵臓の横と深部にある
のでお腹を横にもガッツリ切り込んだそうです。
前回は横14センチに対して今回はその倍は切りました。
癒着も多く進行に難航し腫瘍に辿り着くまで4時間半を要しました。ここでこの腫瘍だけを取るか、膵臓の尾部も取るかの選択になりました。周辺をチェックしていくうちに、膵臓の裏側に画像にははっきりとは写っていない腫瘍らしきものを発見。この時点で膵臓の尾部と脾臓を摘出することを決めたとのこと。
この腫瘍もどきは脂肪と区別がつきにくく、仮にこれを置いて行って、実は脂肪肉腫であって再再発した場合、その時は癒着がひどくなって手術不可になるとの判断です。
この判断に断固支持します。発見していただきありがとうございます。  
出血量は、1.5リットル。多いとはいえ前回の10分の1以下でした。
(摘出したものです。)












一番大きいものが脾臓、その右が膵臓の尾部および脂肪肉腫、あとは腫瘍もどき