62.主治医との話 | 脂肪肉腫との戦い

脂肪肉腫との戦い

2015年8月14日に腹腔内の巨大脂肪肉腫の摘出手術を受けました。
その後、2016年9月、2017年11月、2019年9月、2020年9月、2021年6月、2021年10月、再発手術を受けました。
私にとってまさに戦いです。
これまでの経過を綴っています。

前回の診察時の主治医との話です。

再発の脂肪肉腫は、昨年の手術の際に剥がすのに相当苦労した膵臓付近にある。その際の取り残しが成長した可能性が高い。

私としては、少し安心です。ゼロからの再発でなく来るべくして来た再発と思うと納得がいきます。やっぱり全部取りきるのは難しいのだろうと思います。今度こそ全部取って欲しい!

また、膵臓と接しているため膵臓の半分とその先の脾臓を全部摘出する可能性もあるとの話です。何故かと聞くと、仮に膵臓から剥がして摘出した場合、次に再再発すると手術不能に陥る可能性があるとのこと。
うーん、もう次のことを想定しているとは流石プロ!

それはいつ誰が判断するのと問うと、開けてみないと分からないと。
確かにそうです。
その時は私は寝ていますので、先生に全てを託します。
さらに質問。今回はどのように切りますか?
前回は鳩尾から下へ35センチ、鳩尾と臍の間から左へ15センチ。特に左の15センチは腹直筋を切断するため、術後は特に痛い。
今回、横はありませんよね?と聞くと主治医曰く、
腫瘍が裏にあるので横も切ります。横を切って内蔵を持ち上げないと、腫瘍に届きませんよ。縦は前回よりも短めです。

あー甘かった。腫瘍が良く見えるようにざっくりと切って、しっかりと取ってください!

こんな感じでした。