29.熱海病院に入院 | 脂肪肉腫との戦い

脂肪肉腫との戦い

2015年8月14日に腹腔内の巨大脂肪肉腫の摘出手術を受けました。
その後、2016年9月、2017年11月、2019年9月、2020年9月、2021年6月、2021年10月、再発手術を受けました。
私にとってまさに戦いです。
これまでの経過を綴っています。

平成27年7月28日、妻と熱海駅におりたちました。照りつける太陽が暑く迎えてくれています。熱海駅からは病院行きの専用バスが20分おきに出ています。そのバスに乗ること5分、あっという間に病院に着きました。
病院の目の前は、相模湾の大海原が広がっています。そして、初島が大きく横たわっています。旅行に来た気分です。
入院手続きをして病室に案内されます。病室はオーシャンビュー、素晴らしい環境です。
この日は、採血、CTそして、MRIの検査。移植外科の白井先生、矢嶋先生、そして、H君(堀先生)と挨拶をしました。
前院長の寺岡先生は、翌日夕方熱海にいらして診察をしていただく予定です。寺岡先生はお忙しい方で通常東京にいらっしゃることが多く、大学病院の経営に関わりながらもオペもこなしているスーパーマンです。
入院病棟は午後9時消灯です。翌日の診察に期待と不安を抱きながら、眠りに落ちていきました。