さて、ここまで「確率」という言葉を何度も使わせていただきましたが、この確率、私の長年の経験上、馬券投資において極めて貴重なファクターのひとつです。
ここでサイコロを何回か振った場合、どういう目がでるか、を検証してみます。
たとえば、6回振った場合、1~6までの目がきれいに1回ごとに出るでしょうか?
それこそ、その確率は1/(6の6乗)で、何と1/46,656の確率です。
つまり、46,656回試行して1回出現する・・ということなのですが、では、この試行を数億回、いや数兆回くりかえしたらどうなるのでしょうか。
実際には、コンピューターを使わないと無理ですが、1~6までの目がほぼ均等に出現されます。
確率を考える場合、そのサンプル(試行)は多ければ多いほど、信憑性は高まります。
逆にいえば、サンプルが少ければ少ないほど、その出現は信用できないということになります。
下記は、中央競馬の過去5年における単勝人気順の勝率データです。
1番人気 33%
2番人気 19%
3番人気 14%
4番人気 9%
5番人気 7%
6番人気 5%
7番人気 4%
8番人気 3%
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ものの見事に勝率が人気順になっています。やはり、長期にわたってデータをとると
人気順に勝率が並ぶことがわかります。
「やはり人気には逆らえず?」
ですかね・・。
では実際にそのような人気順でくるレースがどのくらいあるかというと、1番人気→2番人気→3番人気で
きたレース、そんなにありません。仮にそのレースを的中したとしても、勿論一番人気の組み合わせですから他のレースで1,2Rでもはずしたらもうマイナスです。
ただ、この長年の「人気と着順」のデータは、間違いなくおろそかにできない基礎中の基礎データで、数理分析のプロである?私が、このデータを使わないはずがないのです。
といっても、これで万事OKではありません。
まだまだ問題はたくさんあります。
1番人気の勝率をみてください。
33%の勝率です。つまり、3回に1回は1着になっているということですが、これはまた3回に2回は負けているのと同義です。
また、同じ1番人気でも10頭立と18頭立では、その勝率は異なりますし、昨日テーマにした1倍台の1番人気と4倍台の1番人気の勝率とでは雲泥の差があります。
競馬場の違い、芝・ダート、馬場状態、距離、条件・・・考えなければならないファクターはたくさんありますので、それらを分類することで、より信憑性が高まるはずですが、一方でサンプル数が少なくなることも避けられません。これは痛し痒しの部分で、外れたレースを検証すると「このファクターで分類しておけば獲れた」といったレースがかなりあり、現在プログラム化の準備を進めているところです。
このように私の馬券投資手法は、こういったオッズと着順データを全て細分化し、それを独自の方法で確率変数を考慮した上で3着以内に来る可能性の高い馬を抽出していきます。
そして、一番重要な期待値をかけあわせ、そのレースでの期待投資収益率をだしていきます。
この期待値の出し方ですが、これだけは公開できません。
なぜなら、この期待値の出し方こそ、この投資戦術の最大のポイントだからです。
前回も記しましたが、期待収益率が一定の基準に満たないレースは一切やりません。
それは、仮にダービーであろうと、有馬記念であろうと、です。
そのくらいの信念がなければ競馬では儲からないのです。
ましてや、期待収益率が基準に満たしているレースでもはずれる方(損する)が多いのです。
ですが、逆に忠実にこの投資手法のルールを守ってやれば、長期にわたって利益が蓄積されていく、ということも実証されています。
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