2025年4月おびクリニュースを転載します。
Q. 帯状疱疹ワクチンのはがきが来ました。接種した方がよいですか?
A.2025年4月より公費で帯状庖疹ワクチン接種が可能になりました。
対象は 令和7年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳と100歳以上の年齢になる方が対象です。
ご存知の方も多いと思いますが、帯状庖疹ワクチンには2種類あります。生ワクチン(ビケン)と組み替えワクチン(シングリックス)です。
組み替えワクチンの方が生ワクチンと比べて、予防効果、持続期間ともに大幅に優れていますので、予防効果を第一に考えれば組み替えワクチンを選ばれるとよいでしょう。
費用は逗子・鎌倉市民は生ワクチン3000円/回、組み替えワクチン7000円/回
藤沢市民は生ワクチン4500円/回、組み替えワクチン11800円/回の自己負担額で接種が受けられます。
かつて、補助がない時代は生ワクチンが約9000円/回、組み替えワクチンが約24000円/回かかりましたので、かなりお得に接種できます。
ご注意いただきたいのは、今年度接種をしなかった場合、次の5年後の誕生日には対象外になることです。
今回のチャンスを逃すと、お得にワクチンを接種することができません。
知らない方が多いのでお伝えしておきます。
ここまで、金銭的メリットばかりを説明しましたが、わざわざ市の財源からワクチン費用の補助を支出するのはなぜでしょうか?
それは、帯状疱疹を発症するとあとが大変だからです。
発疹だけで済めばよいのですが、場合によっては視力低下、聴力低下、顔面神経麻痺、帯状疱疹後神経痛を起こし要介護となります。
これらの障害は回復しないことが多く、患者さんはずっと治療を必要とします。
つまり、それだけ医療費や介護費用がかかります。
逆にワクチンで発症を予防して頂く方が増えれば、これらの医療や介護費用は不要になり、皆さんの家計も市の財政も助かります。
話をまとめると、ワクチンを接種したほうが市の財政にメリットがあり、患者さんも病気の苦しみがなく、家族も介護の負担が増えず、三方よしになります。
高齢者の方が健康を維持していくことが、若者世代の負担を軽減することにつながっているとも言えます。
積極的にワクチン接種をお考えいただくと、よろしいかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました![]()