トマト、バジル、ピーマン、枝豆、インゲンをうえました。 |     おび内科・漢方クリニックのブログ

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みなさんこんにちはクローバー

 

しばらく園芸から遠ざかっていたのですが、今年は再開しました。

 

4月29日にトマト、バジル、ピーマン、枝豆、インゲンをうえました。

 

 





 

5月5日の今日は順調にトマトとピーマンの苗がしゃきっとしています。

 

 







枝豆とインゲンも芽が出てきました。

 

しかし、このまま順調にいかないのが素人園芸ですね。

 

害虫や病気や台風、長雨など、収穫までには長い道のりがあります。

 

一時期は畑を借りて、プロの方に習って、畑を耕し、肥料や石灰をまぜて、畝をたたて、黒マルチを貼って、防虫ネットをかけて、という作業もしましたが、畑が家から遠いと毎日お世話ができないため断念しました。

 

色々頑張っても、収穫できない、病気で枯れてしまうとなると挫折感が大きくなるので、いまは成長の過程を楽しむことを第一にして、最小限の労力でまあまあの収穫が得られればよいと考えて、ライトな園芸を楽しむことにしています。

 

培養土を買ってきて、プランターに植え付けたら、あとは水やり、そして、ときどき追肥をして、台風で倒れたりしないようなケアをするだけです。

 

趣味の域を出ない私の園芸ですが、医療との共通点があります。

 

植物は会話ができないので、元気なのか、具合が悪いのかを見た目や成長の速度、触った感じて察してあげないといけません。

 

この辺りは、うまく症状を伝えられない患者さんの治療にも通じるところがありますので、園芸が役立っているかなと思います。

 

 

こうして自分でやってみるとわかるのですが、商品として作物を育てている農家さんの凄さがわかります。

 

収穫量、味、見た目、大きさ、すべての部分で品質を保って作り続けるのは大変な経験と知識、毎日の畑のお世話なくしては成し遂げることはできません。

 

何十年という積み重ねと、たゆまぬ研究、努力で、安全でおいしい食べ物を作ってくださっているんだなという重みを感じます。

 

こういう自然相手の農業や漁業、畜産業などの1次産業は一朝一夕に発展することはありません。

 

一度崩壊してしまうと簡単に再生できない分野です。

 

それがいま、食料自給率37%まで低下しています。

 

 

農業、漁業の崩壊が近づいているといっても過言ではありません。

 

私は海外(とくに中国)からの食料品輸入がストップする日が来ると思っています。

 

その日に備えて、野菜を自宅で作れるようにしておこうという意図もあり、家庭菜園をしています。

 

※来るべき日に備えてホウレンソウや大豆の種も保管しています。

 

 

日本が戦争をしてはだめなのは、エネルギーが自給できない上に、食料が自給できないからです。

 

海外から小麦やジャガイモや大豆を積んだタンカーをすべて撃沈されれば日本人は1日1食で生活しなければなりません。

 

そんな国が他国と戦争して勝てるはずがありません。

 

1週間の短期決戦で終戦にもっていけば生き残る可能性もありますが、長期戦になれば敗戦は必至です。

 

だから、そもそも武器をもって戦うという状況にもっていかないように予防しないといけないのです。

 

5月3日は憲法記念日でした。

 

憲法9条を改正するかどうかという議論がありますが、結論を出さずに、この議論をずっと100年ぐらい続けることが戦争を抑止するためのワクチンだと思います。

 

他国は日本が再軍備して侵攻してくるのかどうか固唾をのんで見守っています。

 

岸田増税内閣で実質的に軍備は増強され、そのための大増税が控えています。

 

しかし、憲法9条を改正しないとなれば、ぎりぎりのところで日本は戦争にブレーキがかかるシステムを保持していることとなります。

 

しかし、他国が攻めてきたら不安だという方もあるでしょう。

 

日本は反撃できる装備は保有していますから、他国が攻める姿勢を見せれば直後に憲法改正して対抗するという2段階の対応策が残っています。(※ただし、このカードを使ってはいけません)

 

改憲派と護憲派の分野の方が二つに分かれて議論されていますが、どちらにも偏らず国論が2分されている状態こそが、実は安全保障になっているとみています。

 

相手の脅威になるから攻撃されるという原理、出る杭は打たれるという原理を理解すると、国論が偏らないほうがいいのです。

 

話が脱線しました。

 

 

食料自給率が低下しているとお伝えしましたが、医薬品の自給率も下がりつつあります。

 

いま、ジェネリック医薬品分野が崩壊しつつあります。

 

極端な医療費削減政策が続いた結果、安全で効果のある薬が国内では作れなくなりつつあります。

 

ジェネリック医薬品はコストカットを国から強要され続けた結果、1錠が20から30円以下の薬がごろごろあります。

 

そのため、メーカーは利益が出ないため、製造を中止したり、品質管理の手抜きをしたりして問題となり製造中止命令がでて、生産量が極端に低下しました。

 

一部は海外製薬メーカーから輸入してまかなっていましたが、それも原材料の不足などが理由で日本に入ってこなくなり

 

解熱剤や、咳止めなどの感冒薬から、手術で使用するための麻酔薬や抗生物質までが欠品する事態になっています。

 

 

医療費削減政策のために国民の命が守れなくなってきています。

 

同様に2024年4月から医師の働き方改革(残業規制)が始まりましたが、医師の3交代勤務を実現するための予算措置はとられませんでした。

 

自民党、公明党、経団連、日本経済新聞の主導する骨太方針による、医療費抑制策のためです。

 

したがって、救急医療の崩壊、医療機関の倒産・閉鎖・併合、専門医の不足、高度医療の衰退といったことが、今後数年間でじわじわ進んでいくと思います。

 

製薬や医療も長年の積み重ねで作り上げてきた人間という自然を相手にする一次産業です。

 

一度崩壊すると再生は容易ではありません。

 

日本政府と経団連は、国内に半導体の工場をつくることに1兆円の補助金

 

マイナンバーカードを普及させるために2兆円の税金を投入しました。

 

日本政府は食料や医療という人間が明日を生きていくために必要な分野の予算を削り

 

ご飯にのせて食べることができない半導体や、おでこに貼っても熱が下がることがないマイナンバーカードにばかり予算を投入しています。

 

 

凄い高性能のパソコンを買うために給料の80%をつぎこんで

 

食事は1日1食のカップラーメン

 

熱が出ても薬を買わないでじっと我慢している人みたいです。

 

自分の健康や命よりもパソコンが大事なんです。

 

なにか順番を間違っていないでしょうか。

 

本来は食事、健康をしっかり担保したうえで、パソコンにお金をかけるべきではないでしょうか。

 

 

霞が関のビルの中で明け方まで缶詰にされて仕事漬けの官僚の皆さんは本当にお疲れ様です。

 

そんな生活をしていると脳の中まで病んで狂ってしまいます。

 

1日も早く退職して、少しは土に触れて、海や川に入って水に触れてみてください。

 

人間というのは生き物で自然の一部なんです。

 

それだけは何千年たってもかわりませんよ。

 

大切な事の順番を見誤らないで頂きたいとおもっています。

 

最後までお読みいただきありがとうございましたてんとうむし

 

 

おまけ

 

ブラックコンテナパックは生ごみ減量に役立てるか?⇒×

 

だめでした。

 

結局水分がでてしまい、蛆が湧いてしまいました。

 

 



 

毎日お天気ならいいのですが、雨や曇りの日は虫が湧いてしまいます。

 

あきらめました。

 

そのかわり、草むしりでとった雑草をブラックコンテナにいれたあと、立てて保管することにしました。

 

大きめの洗濯ばさみで両端をはさんで、立てます。

 

 





 

こうすると下の隙間から水分が排水される、上からは蒸発していくので、乾燥がうまくできるかなと予想していますがどうなるか経過をみたいと思います。