みなさんこんばんは
2024年3月17日は風が強い日でしたが、良いお天気でした。
春が近くなると雑草も芽吹いてきますので、今日は草むしりをしました。
私の家は賃貸なので、隣地とのわずかな空間にしか庭はないのですが
雑草ぼうぼうは嫌なので、定期的に草むしりをしています。
むしった、草の処理方法はいろいろ試行錯誤してきました。
湘南地区は日照時間が長く、太陽のエネルギーがふんだんに降り注ぐ地域です。
土の上にそのまま放置して、漉き込んだりしてきましたが
最近いいアイデアがうかびました。
その名も
「ブラックコンテナパック法」
です。
むしった草を黒のプラスチックのコンテナケースにいれます。
ビニール袋やバケツより、開口部がひろいので入れやすいです。
ある程度、満杯になったら、コンテナケースで蓋をして
日当たりの良い場所に数日放置します。
黒いケースは日光を浴びて発熱するので、内部の雑草は蒸されて乾燥します。
1週間後、水分がぬけて、からからになったところで土に戻せば
新たに雑草が生えることもなく
雑菌や、虫の幼虫なども、熱で死滅しているので、
肥料として庭の土に漉き込んでいます。
これを生ごみ処理に使えないかなと考えています。
鎌倉市はごみ処理施設の老朽化で処理能力が低下しますので、ごみを減らさなくてはいけません。
特に生ごみを減らすようにいわれています。
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/gomi/documents/2shou3setsukadai.pdf
4期連続で当選した松尾市長はゴミ袋を有料化して、戸別収集をして、ゴミを減らそうと10年間取り組んできたのですが
根本的解決にはなりませんでした。
ゴミ袋を有料化しても戸別収集はできず
ゴミ処理施設を新たに作ることができませんでした。
しばらくは逗子市や民間業者に鎌倉のゴミ処理を肩代わりしてもらうことになりますが
いずれ、それも成り立たなくなり
結局、ゴミ袋の値段を高くして、ゴミ処理にかかった費用を市民の負担で補填する
お金で処理する方向にしかもっていくことができないだろうと思っています。
残念ながら、家庭で生ごみを処理できるコンポストの普及も進んでいません。
私も何度か自宅の生ごみを自宅で処理できないかと考えたのですが
コンポストは取り扱いが面倒で、庭がないと使えなかったり
電気代がかかったりして
普及していません。
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/gomi/documents/h23tokusyu23.pdf
なんでもお金で解決する風潮は人間社会が目指すべき方向ではないと思っています。
なんでもお金で解決するのはやくざの世界です。
暴力とお金でもめごとを解決するのがやくざです。
ある意味、わかりやすく、簡単です。
日本の政治や行政が、やくざのやり方と大して変わりないのはみんさんご承知の通りです。
政府や国の方針に従えば、地方交付税や補助金が支給され
政府や国の方針に反対すると、お金を削減される
沖縄がそうですね。
そういう風潮に慣れきってしまった、県民や市民は国からお金を持ってこられる人を良い政治家と考えるようになりました。
そして、自立した地方は消滅し、国に依存する
たかり体質の地方が増えたわけです。
地方の市長選挙や知事選挙に東京の官僚出身者が自民党の公認を得て当選するわけです。
国からの補助金をひっぱってこられると期待されるているからです。
国と地方を主従関係にはめ込んで、中央政府(自公政権と官僚機構)が地方をコントロールするにはよい仕組みです。
しかし、自分で何とかしようと考えなくなった「依存体質」は、日本という国全体の国力を低下させました。
開拓精神、チャレンジャー精神、ハングリー精神で日本は戦後の復興をなしとげましたが
いまはもう見る影もありません。
若い人にはよく学んでほしいのですが
何かに頼って、ルールの抜け穴を見つけて、ずる賢く生き抜こうとする方式は短期的にはリターンがありますが、最終的には敗者となります。
そんなことを続けていても、真の実力が備わらないからです。
困難に対しては、正々堂々、自分の力で解決するように立ち向かっていくことを正義としてください。
それをつづければ、ご自身の内面に実力が養われます。
それが真の成長であり、本当の力です。
話しがそれましたが
家庭で出る生ごみをこの黒いコンテナケースにいれて
ベランダや玄関の日当たりのよいところに、数日放置するだけで
乾燥して生ごみの水分が減量できたら
鎌倉市のゴミ袋の値段が値上がりせずに済むかもしれません。
私はしばらく実験してみようと思います。
政治家やその政策を吟味し、批判することも大事ですが
市民が自分たちで問題を解決しようと努力することの方がもっともっと大切です。
人任せにしないで、自分でできることはないか、考えてみよう
という姿勢を取り入れて頂けたらと思います。
これは病気の治療にもあてはまることです。
熱が出たら病院に行こう
痛みが出たら救急車を呼ぼう
から
発熱しないように予防しよう
痛くならないようにケアをしよう
まず、自分で病気にならないようしよう
そういう自分で治そうとする姿勢を
持っていただけだらと思います。
結局、人に頼らず、自分でできることが増えたほうが、ご自身の負担が減ります。
ひいては将来の子ども達の負担が減ります。
最後までお読みいただきありがとうございました。