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一人の人間の歴史において、もっとも重要なことは、その人が何を目的としたかということである。その人によって成し遂げられたすべてのことは、常に大部分が偶然の事情によるものである。その偶然の機会のために実行されなかったその人の意志から遠く離れたものが出来上がってしまうことがある。そこでもっとも偉大な人たちの人生は、その人たちが実現した結果よりも、その人たちの目的と努力との中において、より多く表現されている。
ジョン・ラスキン
それが不運なのか幸運なのか? いつもその結果は定まらない、昔の付き合った相手と数年ぶりにばったり会った、なんの予感も、こんな時に、どうしてここで、そんな感傷が頭を駆け巡る間に、どうする?どうしよう?どうしてくるんだ?が沸き起こる。
絶対に有り得ない場所でと思いながら、あちらに子供の姿、それを見て我に返って、あれから数年ぶりか考える、あちらが子供が出来て幸せなら、まあいいやと思え、己の現状との僻みや妬みは一切沸き起こらない、どこまでも加害者意識なのだろう、真実は加害者も被害者かもわからないが。
なんって話を時たまお客様とする、話しながらドキドキする、誰しも加害者だからだ。
多くの場合全く予期せぬ処と時間だ、ある意味絶対安全圏と思っていた場所なのだ、いやいや反対に、この周辺はこっちのテリトリーと熟知しているはず、危険を冒し侵入しないであろうと思い込んでいたとも言える、お互いに声も掛けず逃げ去るのだが、それでいい。
見栄を張る事もないし、所詮予期せぬ時、なんでこんな時なのだ、だから撤収だ、この手の話の面白いのは、会ってどうしたかだ?大多数が声も掛けずすれ違う、まるで歌詞のようだ・・。