コラム
平尾誠二さんが亡くなった、まだ53歳だ。
同志社から神戸製鋼、輝かしい経歴、また記憶の中の選手が消えて寂しい。
私より若いのに死んじゃいかん、正直85年の国立での大学ラクビー選手権慶応VS同志社戦の記憶が鮮明に思い出させられる、すごい選手だけど大嫌いだった、因縁のスローフォワード、スマートな同志社に果敢に攻めた慶応、あの日私も国立にいた。
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遠き記憶でも忘れられない日だ、平尾氏は憎たらしほど格好がいい、挙句に上手い、絶対に関東にはいないタイプの選手だった、独創的で穴を見つけてくる、だから当時は嫌いだったけど全日本にはなくはならない人だった、彼のセンスは凄かった。
ふっと前月平尾氏を最近見ないなと思っていた、数ヶ月前年齢は違うけど慶応の上田氏も亡くなり、まだまだ早いだろうって寿司屋の大将と話していたのだけど、53歳は非常に残念。
病名は出ていないけど、なんとなく分かる、最近周りにも多いし、気付かない癌だ、私も最近この歳まで生き延びたって感じる、健康は予防だ、検診だ、自分だけは大丈夫は絶対にない、それがよく分かる。
日本のラグビー界に大きな痛手だ、神戸で大八木選手と電車に乗っている姿を見たことがある、この前のようだけど、もう何十年経過したのだ、また寿司屋の大将と昔話をしよう、慶応が慶応らしいラグビーで、いい時代だった。
HANAKO 掲載 美人百花掲載