以前、知り合いから聞いた話です。
その知り合いの友人に
『面倒くさい』と言うのが
口癖の男の人がいました。
その人は、何かする度に
『面倒くさい、面倒くさい』と
つぶやいていたのです。
そして、その彼は
今、仕事も家庭も持たずに
ホームレスをしているそうです。
逆にこんな話もあります。
元巨人の4番中畑 清
という選手は
自分がどんなスランプでも
常に『絶好調です』と答えました。
これは長嶋さんの教えだったそうですが
この言葉は周りへのアピールとともに
自分自身への励ましの
言葉だったのでしょう。
絶好調と呟いている間に脳や身体は
調子良いんだと錯覚します。
そしていつの間にか、スランプから
脱出してしまうのです。
最近の中学生は、難しい問題に向き合うと
すぐに
『無理』
と言います。
無理と言った瞬間に脳は考えるのを止めてしまいます。
『面白そうな問題だ』
『出来る、出来る』
と呟いてみましょう。
脳は楽しい事と錯覚します。
すると本当に簡単に出来てしまったりします。
勉強の問題だけではありません。
何か壁にぶつかったら
『面白そう』
『自分には出来る』
と
声に出して呟きましょう。
解決策が浮かんでくるはずです、
言葉には力があるのです。