中学生にわかるニュース「官房機密費」 | 個別指導塾プラスの塾長の塾と本のブログ

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栃木県鹿沼市の個別指導塾プラスの塾長のブログです。
鹿沼生まれ鹿沼育ちの塾長が鹿沼の子の為に開いた個人経営の塾です。
読書大好きなので本の紹介もしています。

昨日の続きです。


「官房機密費」と

言われる国が使うお金があります、

細かく言うと総理大臣の補佐役である

官房長官が使います。


使い道は・・・

正確には良くわかっていません。

このお金、使い道は公開しなくて良いことになっているのです。


例えば、日本人が海外で誘拐されて

身代金を要求されたりして

表に出さないで解決するために

国から払ったりする内緒のお金だったりします。


政治というのは、表に出せないことで

お金が必要だったりする場合もあるので

ある程度は仕方が無いのかな?

という気がします。


で、ここからが昨日の続きになってくるのですが

官房機密費の一部がマスコミ対策に

使われていたと、元官房長官だった野中さんが

公表したのです。


記者の人達にお金を渡していたりしていたってことです。

お金をもらった記者が、その政治家や政府の

悪口とか書けると思いますか?


そして当然と言えば当然ですが

この事自体をニュースにする新聞やテレビはありません。

だって自分達の悪い事を自分達で公表することになるのですから。


おかしいと思いませんか?



ただ、昔なら表にでることなしで、

この悪い習慣は続いていたでしょう。

けれど今は違います。

お金をもらっていない記者や会社に属さないフリーの記者が

テレビや新聞を通さずに真実を訴える手段が出来たのです。

なんだと思います?


そう、インターネットです。


ネットが時代を変えつつあるのです。

これから今までのインチキや隠されていたことが

既存のメディアを超えて

どんどん明らかにされていくでしょう。


一方的に流される情報で騙される時代は終わります。


これからは自ら調べて、真実は何かを考え

そして自分は何をすべきかを決められる力が

大切になってくると思います。


決して、テレビで言ってたから、新聞に書いてあったから

というだけでまるっきり信用する大人にはならないように。


常に

「本当にそうかな?」

と疑ってみるクセをつけましょう。



こんど新聞に官房機密費の記事が

載っていたら、読んでみてください

その使い道にマスコミ対策って

絶対書いてないですから。



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