世に棲む日日2 | 個別指導塾プラスの塾長の塾と本のブログ

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栃木県鹿沼市の個別指導塾プラスの塾長のブログです。
鹿沼生まれ鹿沼育ちの塾長が鹿沼の子の為に開いた個人経営の塾です。
読書大好きなので本の紹介もしています。

2日で一巻ペースで読んでいます。
世に棲む日日〈2〉 (文春文庫)/司馬 遼太郎
¥580
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この2巻では、吉田松陰が

海外渡航を試みて失敗し

安政の大獄で死罪になるまでの話です。


わずか3年の間に、粗末な小屋で

高杉晋作らを相手に語った思想が

受け継がれそれが尊王攘夷運動となっていきます。


後半は松蔭から主役が高杉晋作へとうつります。



松蔭は思想家であり、革命家でも政治家でもなかった。


高杉晋作は戦を好んだ、外国から一度壊されて

新しい日本が出来ると考えていた。


西郷は、内国戦争派であった

戊辰戦争が中途半端だったことに大不満を発し

「日本はまだ戦争がし足りません」

と、いったことがある。

なま煮えの戦争でできた政府でありますから、

外国に腰が弱いという意味のことをいった。


それに比べて、戦を好まなかった代表が桂小五郎であり

坂本龍馬である。

龍馬の戦略論では内戦はまったく必要でなかった。



幕末好きにはもうたまらない内容で

暇さえあれば読んでいます。

今週中に全巻制覇。ニコニコ


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