- 先日、NHK教育テレビで
- 特集をやっていましたね。
全盲のピアニスト
さんのお母様の本です。
- 今日の風、なに色?―全盲で生まれたわが子が「天才少年ピアニスト」と呼ばれるまで/辻井 いつ子
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たまたま本をよみ終わったところで、
テレビの特集をやっていたので
お母さんのコンクール受賞の時の
「今までのいろんな事が思い出されて
今までで一番泣いてしまった」
と答えていた姿をみて私も泣けてしまいました。
この本と番組を通して考えたのは、
障害とかってのは周りの環境が作りだしてしまうものなのかも?
障害者がかわいそうだと考えるのも健常者の
思い上がりで、その人の個性ととらえてあげて
むしろ健常者よりも秀でている部分を伸ばしてあげれば
すばらしい才能を発揮するのではないだろうか。
障害者だから、こういう将来しかないと
決めつけてしまっていたら、
今回の伸行さんのような快挙は達成できなかったわけで
息子の才能を信じてかけたお母さんには学ぶべきものがあります。
足りないものに目を向けるのではなく、
その子のもっている個性をいかに伸ばしてあげるか。
その子が夢中になれるものをいかに与えてあげられるかが
親にとって大事なのかもしれません。
(伸行さんはピアノの練習がつらいと思ったことは一度も無いらしいです)
子育てに悩んでいるお父さんお母さんに読んでもらいたい一冊です。
私も、娘が二人いますのでとても勉強になりました。