週末に、スペインの銀行への支援が合意に至るとの報道を受けまして、、、、
リスクオフの巻き戻しの展開となりましたが・・・・・
あっという間に短期間で終わってしまいましたね。
当たり前と言えば、当たり前ですが・・・・
もともと、スペイン政府は緊縮財政を迫られてました。
要は借金いっぱいだから、がんばって借金減らそうねと言われていたのです。
それだけ緊縮財政しているので、当然景気は悪化。。。。
景気は悪化すれば税収は減りますので、ますます借金は返せません。
また、リーマンショック前に不動産バブルになっていた痛みも癒えておらず、不動産価格は下落。。。。
日本のバブル崩壊と同じで、不動産価格下落によるデフレスパイラルで銀行のバランスシートは痛んでたんですね。
しかも・・・
当時の日本と違って、ユーロ圏では人物金が自由に移動できますので(もちろん制約はありますが・・・)、スペインの銀行からどんどん預金が流出するのです。
誰だって、危ない銀行に入れておくなら、安全な銀行に預金移しますよね。
それが国内だけでなく、安全なドイツの銀行に入れれるなら、誰しも移しますよね。
ということで、スペインの銀行は、不動産価格の下落や預金流出により、危機的な状況に陥っていました。
そこで公的資金注入となるのですが・・・・
そもそもスペイン政府にはお金がない。。。。
と言うことで、スペイン政府は、EUに直接銀行に資本を入れてくれるようお願いしたのですが・・・
一旦はスペイン政府に貸し付けて、そこから銀行に入れると言うスキームをとることにしました。
一瞬銀行に公的資金が入って、良かった良かったと思いがちですが・・・・
これを受けて、スペイン政府の借金は、ますます膨れ上がってますし、、、
簡単に言うと、子供(銀行)は、お金をもらって一時的に苦しさから開放されたけど、そのお金は親(スペイン政府)が出してる訳でして、、、、
親(スペイン政府)が借金まみれの中、簡単には楽観論にはなれないよねって話です。
この問題を解決するには、スペインという国が経済成長して、税収が増えなければ本質的には駄目なのですね。
(どっかの国でも同じような議論がされてますよね(笑))
まぁ、今回の欧州問題のポイントは、そこではなくて、金融政策が一つで財政政策が各国バラバラとうところに矛盾があるからですが、、、
まぁ、それは置いておきまして。。。
小手先の技術だけでは欧州問題は限界に着ているという事ですね。
今回の1,000億ユーロの支援で、当面(2-3ヶ月)は大丈夫だと思いますが、、、、
本質的な問題を解決しない限り、まだまだ欧州懸念は続きます。
ユーロ圏は分裂するか、更なる統合をするか近いうちに選択を迫られると思います。
どっかの銀行が潰れる等、痛みを伴う中で・・・・