- 訣別 ゴールドマン・サックス/講談社
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やっと読めました。
グレッグ・スミスのゴールドマン・サックス(以下GS)の暴露本!
まぁ、暴露本といいますか、グレッグ・スミス氏が、GSでどのような経験(仕事)をしてきたかという事が中心に書かれています。
最後に、GSの社風が利益至上主義に変わっていった事を憂い、この本の出版に至ったという結びになってます。
グレッグ氏とは、ほとんど同じ世代と思われ・・・・
丁度、自分の金融社会人としての人生を振り返る感じで、面白かったです。
僕は社会人の前半は邦銀で働いていた為、必ずしも全てが重なっている訳ではないですが、、、、、
多くの共通点もあり、共感を持って読める本でしたね。
利益至上主義といいますか・・・・・
顧客をないがしろにしているという最後の主張ですが・・・・・
個人的には、受け入れられないですね。
もちろんお客さんとは、売り・買いで相対する事が多いので、利益が相反する事は、確かに多いかもしれません。。。。
でも、そういった中で、少しでも多くのWin-Winのビジネスを行っていくのが、我々の仕事だと思っています。
で、実際に多くの働いている人が、そうしていると思いますし、、、
一部のそうじゃない人を誇張して書いているだけに過ぎないと思います。
また、仕組み債をはじめとしたデリバティブ全てを悪みたいに書いてますが・・・・
確かに、デリバティブで大きく損をする人もいます。
ただ、一方で有効に使えば、効果的なヘッジツールでもあるのは間違いないのです。
実際に得した人達が、表に出てないだけで、、、損をした人だけをクローズアップするのは違うと思いますけどね。
自分達さえ儲かれば良いという考えが蔓延し来ている事を警告したかったのは分かりますが・・・・・
現場で、Win-Winのビジネスを確実に積み上げていく事で、社風を正す事は出来たと思いますし、、、、
実際そうしている人は多いと思いますけどね。
ただ、業界本としては、非常に面白い一冊だと思います。