こんにちは。
今日で7月も終わり、明日から8月。
暑いわけですね。
そして、
とうとう始まっております、オリンピック。
頑張っていらっしゃる選手の方々を応援しつつも
大会自体は静かに始まり、静かに終わってくれればいいな、
と、思っております。
いろんな物議のあった開会式でしたが、
ある国の選手入場で、アナウンサーのある一言を私は聞き逃しませんでした。
それは、ボツワナの選手の入場時、
「ボツワナでは、
大きなダイヤモンドの原石が発掘されたことが話題になりました。」
、、、との、ひとこと。
スポーツには全く関係のない話題ですが、
ここでは、選手のお国の特徴をひとこと添える、といった感じでのコメントでした。
宝石に興味の薄い方にはスルーされてしまう内容でしたが、
せっかくですので今日は、
ボツワナで発掘されたダイヤモンドについてお話いたしましょう。
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ボツワナで巨大ダイヤモンドの原石発見 世界で3番目か:朝日新聞デジタル (asahi.com)
ボツワナ共和国は、
アフリカ大陸の南にある内陸国です。
アフリカにはいくつもダイヤモンド鉱山があり、
コンゴ、ボツワナ、南アフリカはそれぞれ有名な鉱山があります。
その中でもこの国、ボツワナのダイヤモンドの総産出量は、
世界第3位、宝石クラスの良質なダイヤでは世界第2位といわれます。
近年、巨大なダイヤモンド原石の発掘が続いており、
2015年に発見された1109CTの原石は
なんと世界で2番目に大きいダイヤとなりました。
そして更に今年6月、それに次ぐ大きさの1098CTの原石が発掘されたのだとか。
今回の発見は世界で3番目の大きさなので、
ボツワナでは世界大2位と第3位のダイヤモンド原石が産出されたことになります。
でも、すごいと思うのは、
地球にはまだダイヤモンドのすごいのが眠っているということ。
今までさんざん取りつくしてきたから、もうそれほど巨大な石はないのでは?
と素人ながらに思っていました。
まだあるのですね、巨大なダイヤの夢が。
因みに、世界第1位の大きさのダイヤモンドは
南アフリカのキンバリー鉱山で産出されたカリナンという石。
大きさにして3100CTとなります。
この石は英国王室が所有し、
オランダの職人が9個の大きな石と、96個の小石にカットしました。
大きな9個の石はⅠ~Ⅸとナンバーがつけられ、皇室所有の王冠やネックレス、指輪などに使われています。
一番大きいカリナンⅠは、ロンドン塔に保管され、一般公開されています。
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ボツワナの選手のオリンピックでの競技種目は陸上競技が多く、
今後もまだまだ観戦の機会はありますが、試合を見るたびにダイヤモンドを思い起こしそうです。