こんにちは。
今日もご訪問いただきありがとうございます。
これからしばしお付き合いください。
昼間の気温は真夏なれど、
朝夕は確実に秋の空気を含んでいます。
植物の世界も夏から秋へ移り変わってきていて、
バテ気味だったバラたちはきれいな新芽を出し始めました。
ちょうど秋苗がセールだったこともあって、
赤系のバラを1鉢買いました。
ずっと前から気になっていたドクタージャーメインです。
色は深紅から少し紫に寄った感じ、香りが濃く、
トゲが少ないのです。
つるバラでトゲの少ないというのはポイント高いですね。
お世話をするときに少しラクかと思うのです。
フェンスに這わせればたくさん咲くというので、まずは鉢植えで、
来年辺りからは地植えにと、想像が膨らんでいます。
長年の間に過密に育ったカイズカイブキをいずれバラの生け垣に、、、変えていきたいな~と、もくろんでいます。
バラの生け垣は憧れです。
今日も宝石にちなんだお話をご紹介しますね。
今回お話しするのは17世紀のフランスの物語です。
物語自体はもっと昔からフランスに伝承された民話が元になっているので、そういう意味で時代は少し違うのですが。
シャルル・ペローの童話
《仙女》
あるところに母親と2人の娘の3人の親子が暮らしていました。
2人の娘の姉は顔立ちも性格も母親と似ていたせいか、とても母親にかわいがられていました。
妹の方はというと、亡くなった父親に似ていて美しく優しい性格でしたが、逆に母親からは嫌われていました。
母親からは重労働の家事をたくさん押しつけられていました。
ある日いつものごとく妹は遠く離れた場所まで水をくみに、
大きな瓶とひしゃくを持って出かけました。
妹が泉で水をくんでいると粗末な身なりのおばあさんが近寄ってきて娘に声をかけました。
「水を1杯くれませんか?」
妹は「いいですよ」と言って瓶の中の澄んだ水をおばあさんにやさしく飲ませてあげると、おばあさんは喜んで言いました。
「あなたはとても美しくて、優しくて、誠実なので、何か良い物をあげましょう」といって、
言葉をしゃべるたびに、口から宝石が出る魔法をかけてくれました。
おばあさんは実は仙女でした。
妹娘がどのような性格かを窺うために貧相なおばあさんの姿で現れたのです。
それから妹は、瓶に水をいっぱいにして家に帰りました。
すると母親は帰りが遅かった事を叱ります。
妹は帰りが遅くなった訳を話そうと、泉での出来事を母親に説明しました。
妹が話し始めると、そのとたんに口からはダイヤや真珠やバラの花がこぼれ落ちるではないですか。
母親は急にやさしい口調になり、「娘や。その話は本当なんだね」といいました。
母親は、これは姉娘にも泉に行かせて仙女から同じような魔法をかけてもらわなければならないと考えました。
今日はここまで。
続きはまた次回です。
ところで、以前少しお話ししましたが、オーダーメイドジュエリーのご注文をいただけるホームページを制作中です。
なかなか完成には至らず、ご案内ができずにおりましたが
未完成ながらそろそろご覧いただくことにしています。
修正箇所もありますし、画像もきちんとそろえられていないので
見ていただいてもよくわからないかもしれませんが
とにかく近日中にはご紹介いたしますね。
どうぞよろしくお願いします。