術後の経過② 〜ポート挿入、ケモ1クール、そして退院へ〜 | obatyo-Larimarのブログ

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大腸がんで他界した母のために集めた癌に関する情報や、タロットカードを使ったメンタルセルフケアの記事を公開しています。よろしくお願いします。

 はじめまして、こんにちは😃中堅看護師「おばちょ」です。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。

 また、このブログを見つけてくださった方も、ありがとうございます😊

 

 今回は、前回の続きで、術後の経過後半です。

 そういえば、初回のトイレ歩行の時、母は行きはなんとか歩いて行ったようですが、帰りは立ちくらみと低血圧の症状で歩けず。仕方なくナースコールを押して、看護師さんに車椅子で部屋まで送ってもらっていたそうです。

 それを何回か繰り返していたとか……。

 後は、腹筋が無くなって、排便時に踏ん張れず。トイレに座って前屈みになりながら、ようやくしていたとか。

 入院時の苦労話は、たくさんあったようです。

 

術後10日目。

点滴終了。

 

術後2週目。

右鎖骨下にCV挿入。

 

術後18日目。

CVからFOLFOXの抗がん剤投与開始。分子標的薬は、まだ遺伝子検査の結果が出ていない為、今回は見送り。

食事形態は、ほぼ常食にお粥。

 

術後19日目。

抗がん剤の副作用出現。食べ物を食べると、顎の辺りからツーンとした痛みが出る。

慢性的に便秘になる。

 

術後21日目。

1クール目の化学療法(ケモ)終了。

右鎖骨下にポート挿入(透視室にて)。

 

術後22日目~23日目。

ようやく、採血で炎症反応(WBC CRPの値)が鎮静化した為、退院許可が出る。

退院指導、栄養士による食事指導を受ける。

 

術後24日目。

自宅退院。この時の食事形態はお粥。

 

 

 ……と、こんな感じで、ほぼ1ヶ月入院し、自宅に退院出来たのは9月の半ばでした。

 無事生還を果たした母は、ガリガリに痩せ、歩行もままなりませんでしたが、「自分で歩く」と言い、病院の外まで車椅子を使わず歩いて退院しました。

 流石にマンションの階段はしんどそうでしたが、一段一段、ゆっくり、ゆっくり上がり、無事我が家に帰ってくる事ができました。

 因みに食事は、術後イレウスの予防のため、食べてはいけない食材などが多数あり、食事係を買って出た私は随分と苦労しました。

 食事については、別のブログで改めて紹介したいと思います。