【加古川線】
数十年ぶり二回目の乗車であり、加古川からの乗車は初である。
高架駅の加古川を出るとすぐに高架線を降り、小さな川を右に見ながら進む。
日岡は簡素な造りの駅だが、周囲は住宅地だ。
いったん林の中を通るが、再び住宅が増え、中高層マンションも見えてくると神野。
大半の乗客が下車していった。
ほぼ直進し、住宅地と田園風景を見ながら厄神。
電車基地を右に見て左にカーブすると加古川を渡る。
この加古川を右に見ながらしばらく進む。
市場は、木造建築のような造りの駅で、ちょっとした公園もある。
市場を出ると車窓は一変し、林の中へと入っていく。
いつしか山肌も迫っている。
再び住宅が増えてくると小野町。
大半の乗客が下車していき、車内はどんどん閑散としてくる。
再び渡る川は、加古川から分かれた万願寺川だが、なかなかの川幅だ。
粟生は規模の大きい駅で北条鉄道との接続駅。
乗客も、ほぼ入れ替わる。
左手に北条鉄道が去り、長閑な風景の中、ひた走る。
河合西は一転して片側ホームの簡素な造り。
青野ケ原へもほぼ直進で、片側ホームだけの駅だが、下車していく人は多かった。
また、左手の石造りのホームのような遺構?は、かつては使われていたのだろうか?
ここから少し小高いところを走るのか、加古川が下方に見える。
社町でもかなりの人が降りていき、空席が目立ち始める。
新興住宅と古い民家が点在する中を進み、更に住宅が増えてくると滝野。
ここまで来ると、乗客は数えるほどだ。
山肌がかなり近くなると滝。
右にカーブして川を渡ると西脇市。
やはり駅自体は大きい。
西脇市を出発し、右にカーブして川を渡ると新西脇。
ここからは山肌に沿って進み、徐行運転の場合もあるようだ。
比延は新興住宅地が周囲に広がるが、駅自体は簡素な造りである一方、自転車置き場が完備されている。
駅前の石造りのオブジェ?も印象的だ。
周囲を山々に囲まれた中を進んで黒田庄。
駅前に学校があり、商業施設も点在している。
本黒田は片側ホームだけの造りで、こぢんまりとし
た待合室?があり、駅前広場に大木がどぉーん!と立っている。
山あいに沿って進むがトンネルは、ない。
左手に流れる川を見ながら船町口。
駅名を見ると、遠い昔、この川を使った舟運があったのだろうか?
再び徐行運転で山あいに沿って進み久下村。
やはり簡素な造りである。
その手前で、左手奥に巨大なお寺のような建物を望める。
山並みを見ながら進んで川を渡り、右に曲がって福知山線が見えてくると、終着の谷川。
行き止まり式で、谷川駅ホームの福知山側の先端に入る形だ。