【中央線】(3)
岡谷~塩尻
岡谷~塩尻は、辰野経由とみどり湖経由とで分かれるが、メインルートはみどり湖経由であるものの、中央本線全線走破には両ルート乗車が必須だ。
岡谷の手前で高架線となり、見晴らしは良くなるが、岡谷駅自体は地上駅だ。
岡谷で乗り換える辰野経由は、飯田線のホームでの乗換となることが多く、中央線ホームから地下道を通る場合もあり、やや苦労する。
行先表示や発車時刻を確認しないと、その飯田線に乗ってしまいかねないので注意だ。
岡谷を出るとメインルートを離れ、しばらく岡谷市街地を走る。
右手に山々が見えるが、メインルートは、これらをトンネルで一気に越えている。
川岸は、右手に川が流れる文字通りの駅
因みに、飯田線に入る電車は、駅によっては先頭車両のドアしか開かないので注意だ。
新興住宅地と山あいがマッチする中、進んでいく。
右手には川が寄り添ったままだ。
その川を渡って辰野。
広大な敷地に何本も走る線路は、貨物列車用だろうか?
飯田線から中央線に乗り換える際、ホームは同じだ。
辰野で飯田線が左に分かれ、中央線も山間部へと入っていく。
みどり湖ルートができるまでは、こちらがメインルートだったのだ。
信濃川島はホームが川を跨ぐ形で設置されている。
なお、途中駅では、先頭車両のドアしか開かないので注意だ。
徐々に住宅が増え始め、併走する道路も、車がバンバン走っている。
また、小野は塩尻の一つ手前の駅ということもあるのか、住宅がひしめき合い、乗降も多い。
小野もレールがない架線柱が残っていた。
そして長いトンネルを潜って、右手下方に塩尻市街地が見えてくるが、まだまだトンネルが多い。
山肌に沿って進んでいく。
やがて右手からみどり湖経由でやってくる中央線高架線メインルートとドッキングだ。
広大な貨物列車基地を左手に見ながら右にカーブしつつ塩尻。
そのみどり湖ルートは、塩尻を出ると高架線に入り、ほぼ一直線に進んでみどり湖。
掘削して設置したような造りだ。
大幅な時間短縮である。
トンネルを出ると左に折れて岡谷だ。