教育研究協議会で講演させて頂きました | 「真野鶴」五代目留美子の蔵元日記

教育研究協議会で講演させて頂きました

先日、「全国高等学校定時制通信制教頭・副校長協会 教育研究協議会新潟大会」にて

講演をさせて頂きました。全国から教育関係者が220名ほど集まると言う大会で

お話をさせて頂くというのは非常に緊張するものです。なんたって、聞き手は先生なのですから(^^;

しかしながら、皆さまじっくりと最後まで聞いて下さいました(さすが、先生!)。

夕刻からの懇親会にも混ぜて頂きました。冒頭は新潟の福鵬会の皆さまによる和太鼓。

心に響く、素晴らしいパフォーマンスでした!

続く宴席では多くの皆さまからお声掛けを頂き、活動や講演内容についての

ご意見ご質問を頂戴しました。

 

中でも印象的だったのが、「学校と言う場所のブランド価値を再発見しました」というもの。

昔は学校というのは貴重な、そして大事な場所でしたが、現在はスマホでなんでも情報が得られる時代。

その分、学校は「何を提供する場所なのか?」と自問自答する先生も多いのだそうです。

しかしながら、私たちの活動(廃校を酒蔵として再生させて学校蔵プロジェクト)のことを知って、

「学校」が持つブランド力を再発見し、自信を取り戻しました、と仰って下さったのです。

ブランド力は、学校の場が持つ魅力とも言えるかと思います。

「知る」ことと「学ぶ」ことはまったく違うプロセスですし、学校にはスマホにはないエネルギーや力が

あるのです。そのエネルギー源の一端を担う先生に、ありがたいお言葉を頂き光栄でした。

もう一つ印象に残っているのが「オリジナリティの価値」について。

講演の中で、グローバリゼーションはある種の平均化や均質化を生む側面もあり、小さな個は

リージョナリティを極めていくことも必要ではないかとお話させて頂きました。

これはお酒のことをお話したのですが、実は人間も同じです。先生は生徒の個性について

考えることがあったようでした。

今回は定時制通信制の高校ということもあり、だからこそ出来そうなアイデア交換もさせて頂きました。
熱い先生が多くて本当に楽しい会合となりました。「真野鶴」のお問い合わせも多く、多謝(^^)。
下記は某エリアのグループの皆さまとの一枚。

 

お世話になりました!!

 

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藻谷浩介氏、玄田有史氏らとの対談付