真野鶴~韓国へ行く!2019(4) | 「真野鶴」五代目留美子の蔵元日記

真野鶴~韓国へ行く!2019(4)

最終日のランチはスンドゥブ。なんだかテーブルが赤い(^o^)

この日もいくつか飲食店を回ってみました。

 

こちらはユンさんのお店である「酒盗」の一号店。今、

 

色々と飲食店の方とお話したり、イベントなどでわかったことも色々ありました。

韓国は圧倒的にボトル売りが多いのですが、それは管理がしやすいためかと思っておりました。

実際はそれもあるのだけれども、韓国の人はお酒に強く、二人いれば日本酒のボトルは1~2本

空くのは普通なのだそうです(いや、全員ではないですが)。

確かにね、強いです。あっという間にボトルが空きます。

私などはダラダラ飲みをする方なので、完全にスピードについていけておりません(^^;

もう一つは、本格和食を学んだ異業種からの方が多いこと。
こちらは母国情緒の丁さんですが、丁さんもやはり元はまったく違う業界だったのが、
一念発起して日本の有名料理学校で基礎を学んだのだそうです。そして今や人気店。

 

 

 

 

 

また、生酒が多いこと、そして生酒を管理できる氷点下冷蔵庫を備える和食屋さんが

増えていることも驚きました。

 

逆ににごり酒はあまり見かけなかったですね。マッコリと似ていることから、

どちらかと言うと、もっと日本酒っぽいものが人気のようです。

そして日本語を話し、日本酒を楽しむ若い方々多いのも驚きました。

あまりに日本語が上手なので、留学していたのかと聞いてみると、

大抵は独学。あるいは日本のテレビ番組が好きで覚えた、という方もいらっしゃいました。

日本料理屋さん、日本酒ビジネスの方などは月に何度も日本と行き来している人も多く、

それもあってか、飲食店の冷蔵ケースの中のラインナップを見ると、最新酒も多くて

まったく時差を感じないのです。

行ってみないとわからないものですね。今回は学ぶこと多かったですし、ちょっとアイデアも
浮かんできたところであります。
次回はいつかな?今回の宿題(下記の旨辛チャンジャにどんな日本酒を合わせるか?)の
答えも携えて、次回はさらに日本酒発信につとめたいと思います。

 

(終)