学校蔵の特別授業①~藻谷さんと考える~佐渡と地域 | 「真野鶴」五代目留美子の蔵元日記

学校蔵の特別授業①~藻谷さんと考える~佐渡と地域



8月22日、佐渡、快晴。

当日は、真野鶴の学校蔵で1day特別授業を開催!

学校蔵の教室での初めての授業は・・・

藻谷浩介さんと考える「佐渡の未来、日本の未来」
~佐渡と日本酒から導き出す地域の可能性~
(事務局:㈱BOLBOP/尾畑酒造㈱)


始業ベルと共に、「キリーツ!礼!着席!」(by日直の私)。

校長(弊社社長・平島)の挨拶と共に、登壇者の紹介です。



ゲスト講師の藻谷浩介さんは、日本総合研究所調査部の主席研究員、
日本政策投資銀行の地域企画部特別顧問であられますが、
ベストセラー『デフレの正体』『里山資本主義』『しなやかな日本列島のつくりかた』
などの著作でもご存知の方は多いと思います。

藻谷さんとは約8年前にお会いして以来、折々にお世話になっているのですが
今回もそのご縁から特別授業が実現しました。



(藻谷さんとの衝撃的、いや笑撃的な出逢いのエピソードについては、
こちらをご覧下さい)

藻谷さんと何かを作り上げるにあたって、私の中で考えていたのは
「種を蒔く」こと。すなわち、佐渡に芽を出すためにどうするか、でした。

そこで藻谷さんと、3人の地域活性化に取り組む方々に登壇してもらい、
面白い化学反応が起きるのではないかと考えた次第。



右から
●江口公浩さん(株式会社博報堂/株式会社チーキーズ
 世界と地域を体験と宿泊を提供するインバウンド・プロデューサー。
●藻谷浩介さん(上記ご参照)
●長尾成浩さん(株式会社コーデ・プロデュース)
 社会人の学びの場作りと、学びのコンテンツ発信。
●酒井穣さん(株式会社BOLBOP
人と組織と地域の可能性を、あらゆる分野から創造する専門家集団。

この皆様とのご縁もなかなか笑える偶然の賜物なのですが、
それについてはレポート③の番外編でご報告させて頂きます(^^)


みんな、本当にいい顔してます!!

今回の学校蔵1day特別授業の概要は・・・

「佐渡で見られる多くの事象は日本が抱える課題を集約している。
即ち佐渡での課題解決の道筋は、日本全体の課題解決のヒントとなりえる。
佐渡島から考える日本の地域の可能性を、地域エコノミストとして活躍する
藻谷浩介さん(日本総合研究所)を囲んで、全国各地で地域振興に携わる
社会起業家の皆様と、そして後半は日本酒の蔵元との対談を通して考える。」

これをそれぞれの活動紹介を絡めながら、佐渡の可能性、日本の可能性を
紐解いていきました。

登壇者、生徒の皆様には「真野鶴」・・・の仕込み水を(笑)。



朝詰めたばかりの軟水です。「柔らかい」って大好評!


藻谷先生、まるで「いまを生きる」みたい(^-^)。




学校蔵に手作り熱血教室が誕生!

(ホントの話、クーラーもなくて暑かった^^;)


4人の生き生きした表情に、遠くに感じた理想の未来が
手に届くところに降りてきたように感じます。

色んな人の力を借りて実現した初めての特別授業。

興奮冷めやらぬまま終業ベルが鳴り響く。

「キリーツ!礼!ありがとうございました!!!」(by日直の㈱BOLBOP佐藤涼一さん)



終了後に撮った一枚。



まだ、卒業写真というわけにはまいりません(笑)。



授業終了後は学校蔵の仕込み部屋のご案内や、名刺交換などなど
興奮が続きます。

そして、校庭の池の前では校長先生とメンバー。



のどかな風景と懐かしい木造校舎。

ここは誰もが子供にかえれる場所。

そして何故だかモノを考える力が倍増するパワースポットなのです!
(実際、打ち合わせがものすごく進む)


引き続き、場所を変えて課外授業へ・・・
次の課題は「日本酒から考える日本の地域の可能性」。
藻谷さんと私の対談からスタートです(^-^)。

この項、続く。

●写真協力:伊藤善行さん


by「真野鶴」蔵元 尾畑留美子
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