舞台 千と千尋の神隠し 博多座公演も早いもので?ようやく?折り返し。



1ヶ月もの滞在、そしてハードな公演をやる上で僕を支えてくれているのが


ホテルの大浴場の温泉とサウナだ。



夜はもちろん、朝も温泉とサウナで身体を起こすことがルーティン化している。


お陰で体調はバッチリだ👍



このご時世、温浴施設では基本的にどこでも黙浴なっている。(しゃべっちゃダメよーってこと)



当然ここもそうである。



今朝のことだ。



いつものようにサウナに入ろうとすると

曇ったガラス扉の向こうには男性2人が入っているのが見えた。



昨晩、深酒をしたために顔がパンパンだった僕は、万が一2人の男性が僕に気づいた時に


『おばたのお兄さんマジ顔パンパンでカエルみたいだった』

なんて思われたら嫌だなぁと思い、タオルを頭から垂らし、うつむきながらサウナの中へと入った。




入るや否や、黙浴と知ってか知らずか 2人の男性は普通に会話をしている。



サウナ内には、印籠を突きつける水戸黄門よりもそれを突きつけるように

『サウナ内では会話はお控え下さい』の張り紙が何枚も貼ってある。



心の中で、横に座っている男性2人に『目に入らぬか?』と助さん角さんお兄さんで差し出した。



しかし会話は止まらない。(実際そんな長い会話ではないんだけど)



さぁここで発動するのが

『勝手にどこでも風紀委員会』

のこの私。


以前、ブログでも書いたように僕はサウナ内でルール違反をする人にはどんな人だろうが注意をする。


サウナで僕は注意をする



そして口を開いた。



『すみません、会話禁止なのでお静かにして頂けたら嬉しいです』


この時初めて男性の顔を見て注意をした。


僕は気づいてしまった。


手前側の男性は



完全に見覚えのある顔。共演経験もある芸能人だった。


気まづぅ〜



しかし即座に素直に爽やかに

『あ!すみません!!』と口をふさいでくれた。



さて、これは、、、僕に気づいているのだろうか?


朝のカエル顔の僕だから、運良く気づいていないのか⁉︎



ドキドキしていると、奥側の芸能人ではない(恐らく)男性が先にサウナから出た。



正直『出るなら手前側さんが出てくれよ〜』思いながら。



沈黙を割くように男性が僕に話しかけた。



『ここって、朝は何時まででしたっけ?』



2つのことが頭に浮かぶ。


①これは僕の顔を確認する作業か?

②黙浴だってば〜



『えっと、、、確か10時です。』


男性の目を見て言う僕。間違いない。あの人だ。



そして僕はもう耐えられなかった。



『◯◯さんですよね!?なんか、すみません!』



男性は


『はい!』


2つのことが頭に浮かぶ。


①やはり確認作業だったか

②俺も会話しちゃってるやん黙浴出来てないやん



この時 僕は②の気持ちが強かったのだろう。


ちょっとでも会話の威力を弱めようとして、


いっこくどうさんみたいに口をあまり開かない手法でしゃべってしまった。急に出るいっこくどう。



そして気づく。


『タオルで口を隠そう』


なぜこれがすぐに思い浮かばない。


そんな自問自答をしていると


◯◯さんは

『それじゃまた!』と爽やかに帰られた。



静かになるサウナ内。



はぁ〜びっくりし過ぎて汗びっしょりになったわ



と思ったけどここはサウナの中。



『そりゃそうだ。』

と、まるでドラマの主人公のように ふっ と笑って独り言を放ちサウナを出た。




結局


1人でも黙浴は守れなかった今朝の僕であった。


またあした🤗