2月9日 とある用事で名古屋へでかけました
文化のみち 撞木館(しゅもくかん)
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http://nagoyatabi.ncvb.or.jp/kankouroute/route02/spot05/index.html
ここでインスタレーション作家 櫻井里恵氏と
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http://aichi-art.com/arts-challenge/wakate/obara.html
テキスタイル作家 柏井裕香子氏による
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http://aichi-art.com/arts-challenge/ac_nyusensha.html
ふしぎな作品展が開かれています
イルカは大きくなるとクジラになるって 本当ですか
(作家曰く そういう不思議なイルカがいるという学説があるとのこと
・・・それはさておき・・・)
17日(日)まで 10時~17時
※ 17日は15時まで
繊細な布で造られたティー・カップは
当然ですが重さを感じさせず
撞木館に吹き込む風に揺らめいています
蚊帳(かや)をイメージしているという黒い布の造形
このポジションから見ると
まさに ‘クジラの尾’
撞木館に海の世界が登場!です
・・・と そこへ
精悍な風貌の紳士
なんと 現代アーティスト・庄司達氏登場
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http://park21.wakwak.com/~art16/database/2006/shoji/shoji_2006.html
庄司氏のハンカチが落下するシーンを再現したという
白い布を吊り下げた造形は
名古屋市美術館や愛知県美術館の所蔵品として
度々目にしています
そして 母校・名古屋大学の講演の
ご講義の内容の深さ 今も印象深く残っています
つい お声がけしてしまい
この日も作品に対する評価に
戸惑ったという 制作秘話を語ってくださいました
庄司さんは櫻井・柏井の指導教官なのだそうです
こうして教え子の発表の場に
きちんと足を運ばれる師弟愛
素晴らしいですね
この日 たまたま訪れて開催を知った
‘創作茶会’にも参加しました
コスチュームも全て工夫したお手製です
お道具も少しずつイメージに合うものを
揃えたそうです・・・その準備していく様子を想像すると
かわいくて・・・
この茶会は明日も開かれます
ですから詳しいことはナイショ
その後 この日初めてお会いした
柏井さんとおしゃべりしていたら・・・思わぬ人が登場!
少しして「櫻井さんもあちらにみえますよ」と
お知らせしようとしたら
もうお姿が見えませんでした
無事 作家に会えたのかしら?
大正期から昭和初期に住んだお屋敷を
名古屋市が買取り公開している観光施設
レトロだけどモダンなお屋敷と
現代アートとの共演
たんにお屋敷として公開するだけでなく
さまざまな人が交流するスポットとして
活用されていますね
さて 近くの旧・川上貞奴邸
二葉館にも立ち寄りました
↓
こちらも撞木館と同じ ステンドグラスやお屋敷の
戸・窓ガラスなど
当時使われていたものの状態を大切に保って
公開されています
時期的に
昔のお雛様や精巧に造られた雛道具などを展示公開
2階の名古屋の文学者を紹介するコーナーも
展示が充実しています
・・・と 2快の和室二部屋に
少し変わったお雛様がたくさん並んでいるではありませんか
ハワイアンダンスやスケートをするお雛様
ミーティングするおひなさまに
書道大会にサッカーをするおひなさまも
アイデアですねぇ
おひなさまもアクティブに活動する時代(?)
郡上八幡でも行われるというこのおひなさま展
それぞれの人形の細かなポーズにたくさんの人が見入っていました
夕方は休廊中の エビス・アートラボへ
作品を展示していた作家が搬出に来ます
エビス・アートラボのオーナー・原氏は
ていねいに1人1人に応対していました
なんと! この日夜行バスで東京へ
森美術館の会田誠展を観に行かれるのだとか・・・
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http://www.mori.art.museum/jp/index.html
いいですねぇ 付いていきたいです
折しも東京は国立近代美術館で
そのコレクションの歴史を通観する展覧会が開かれているハズ
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http://www.momat.go.jp/Honkan/honkan.html
この後 原氏らとともにエビス・アート・ラボ part2の
荒井理行,多田圭佑 relational map展 へ
名古屋市中区錦2-5-24 えびすビルパート2 3F
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2月9日(土)-3月1日(金)
たくさんの若手アーティストが集まっていました
オープニングにはちょっとした料理やお酒もふるまわれます
少しだけお相伴に預かりながら
いろいろな人とおしゃべりしました
写真にペインティングで手を加えて画面を
作っていく荒井氏
幻想とリアルの異次元が交錯します
アクリル絵の具を固めたパーツを貼り付け
工芸のような絵画を作る多田氏
色遣いにセンスが光ります
最近は「○○美術館の企画展」という
かっちりした企画に出かけ
あまりゆっくりと時間を過ごすこともままなりませんでしたが
今 旬のアーティストに出遭い
ゆっくり語らう時間が持てた1日でした
さて 会からおしらせです
和紙のひなまつり展
と き:2月27日(水)~3月30日(土)
9:00~21:00 月曜休
ところ:豊田市小原交流館 1Fロビー
豊田市永太郎町落681-1 ℡0565-65-3711
↓
http://www.hm10.aitai.ne.jp/~ph23/
入場無料
ないよう:小原の女流和紙工芸作家をはじめ
豊田市内外の女性作家が和紙を使い
ひなまつりや春の季節をイメージして作った作品のご紹介です
今年は17名の方々がご出品くださる予定です
小原のひなまつりが旧暦の4月3日に行われることと
会場の都合により 3月末まで展示いたします
※)なお和紙折り紙のおひなさまを作って持ち帰れるコーナーも設置予定
みんな観に来てね(^-^)/