これまでの議員活動においての取り組みを少しずつご紹介していきます。

 

私の議員活動の基本は、「相談の話をしっかり聞くこと」です。

 

これは私が秘書時代に、議員を目指したきっかけの一つでもありますが、

相談した際に見た目が若かったからか、あまり話を聞いてもらえずに、

困ってしまった経験からきています。

 

困っているから、相談にきてもらっているため、

まずは、「相談の話をしっかり聞くこと」を心がけています。

相談を聞き、課題の本質を理解し、政策として訴え、

市の担当窓口と意見効果を重ねて改善へと繋げていく。

 

議員活動をする中で、最初の大きな成果は、『食物アレルギー対応』でありました。

お子様が食物アレルギーを複数種類有する保護者の方からご相談があり、

学校の先生によって理解度が大きな差があるため、担任が変わるたびに説明をしなければならない。

牛乳を拭いた布巾に触れるだけで、アナフィラキシーショックを引き起こす可能性がある

重度な食物アレルギーの子ども達にとっては命の危険性がある。

 

このようなご相談をいただくなかで、私自身も食物アレルギーについてしっかり勉強させていただき、

2012年12月議会に取り上げました。

 

教職員へのアレルギーの知識の情報共有について、

子どもたちへの周知の取り組み、

授業における調理実習の際のアレルギー対応、

野外学習や修学旅行などでの課外活動での対応、

学校内でアナフィラキシーの症状が出た場合の対応、

エピペンが有効とされているなかで、学校現場で打てる方はいるのか

 

そこからも、何度も本会議、委員会、会派予算要望等様々な場において、

食物アレルギー対応を取り上げ、

『食物アレルギーへの対応』が学校現場のスタンド―ドになるまでになりました。

 

そして、給食においては、

2017年からは、飲用牛乳と調味料以外で小麦などの「特定原材料」を使用しない

「えがおで給食の日」が月に1回程度実施され、

さらに、他の市において月に何度も実施されている事例を取り上げた

小原はじめの改善提案により、月に複数回実施されるまでになっています。

 

2023年4月からは、卵アレルギー対応学校給食に加え、乳アレルギー対応の学校給食がスタートしています。