「金色の霊鵄」
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不思議な天界写真「Heavenly world」 今日の写真は2014年 東京で撮影。
鳥の雲ですが、鋭いくちばしと凛々しい目から猛禽類と分かります。獲物を狙って天からトップスピードで下降しているような姿です。
日本の神話を調べると、日本書紀に登場する金色の鳶(トビ)である金鵄(きんし)というものに似ています。
神倭伊波礼毘古命(後に初代天皇の神武天皇)の弓の先に止まった金鵄が光を放ったことで東征軍が勝利し、日本建国に導いたそうです。吉事や勝利、建国の代名詞として大日本帝国時代に勲章や切手のモチーフに使用されたそうです。
この鳶が金鵄かわかりませんが、夕日と顔が重なり、金色に輝いています。
金鵄は吉事をもたらすそうなので、日本は台風災害で大変な事もありますが、皆様に吉事がありますように。どんな困難にも負けない日本でありますようにと願いを込めて、今日はこの写真にしました。
不思議な天界写真「Heavenly world」は続く。
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