虹 自分の中の基準


先日のブログに写真を見る目 にはレベルのようなものがあると書きました。

自分の展示の来場者の反応を観察していると、自分の写真も見えてくるし、その来場者のレベルが見えてくる話です。

自分の中で基準ができると受け取るべきもの受け取らなくていいものがわかり、いろんな人の意見に振り回されなくなります。


写真家(無名~世界的に評価されている人)、一般人(失礼ですが、わかりやすいように呼ばさせて頂きます。)、編集者、評論家いろんな人がいろんな意見をいいます。

意見はとてもありがたいことですが、全くバラバラな意見をいうので、受け取る側は混乱します。また、自分が言った意見に責任があるなど相手は思っていません。(笑)

有名な編集者や評論家の全てが写真を見る目があるとは言えないこともわかります。彼らの中には写真が好き、良い写真かというより、今ビジネスとして成立するかという視点で見ている人もいるからです。

写真家の中でも、一般受けする写真が好きなのか、玄人受けする写真が好きなのか違いが見えてきます。


どの見方も優劣はありません。

ビジネスとしてなら一般受けを狙う、自分の芸術を極めたいならそうすればいいという話です。

結局は自分がどうしたいのかということです。(笑)