虹 何故か分かれる。


写真を見る目は、感覚の問題ではっきりとした基準はないです。

しかし、言葉では説明できない何かがあって、一部の写真に評価が集中したり、全く反応が無い写真もあります


展示期間に会場にいると、来場者の反応で自分の写真が客観的に見えてきます。そして、それは同時に来場者自身の写真を見る目のレベルも見えます。カメラ


いつも思うのは、選ぶものが分かれることです。写真をしている人、そうでない人で選ぶものが違いますし、また写真家の中でも分かれます。その人のいるレベルのようなものがあるみたいです。


面白いのは、世界的に評価されている森山大道さんと石内都さんが40点ある中から同じ1枚を選んだことです。この作品は蒼穹舎の大田通貴さん、写真家の染谷學さんも選んでいます。しかし、他の人の反応は薄いです。一見地味で何気ない写真なので、さらりと見て通り過ぎていきます。


この時だけでなく、毎回展示で同じような反応に分かれるので、明らかに写真を見る目にレベルのようなものがあるように思います。

私も最初は見る目がありませんでしたが、だんだんと見る目が鍛えられきたように思います。


ちなみに森山さん、石内さんが選んだ1枚は写真集「SWEDEN」の中に入っています。写真集を持っている方は自分で選んでみてください。本


えは次のブログで。


ヒントは写真集の前半。