避難ウクライナ人に翻訳マスク 日本ベンチャーの新技術。 | ★マエちゃん噴泉記★【大阪DE農業】

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日本に避難してきたウクライナの人たちに、スマートな贈り物。

17日、在日ウクライナ大使館で行われた贈呈式。

日本へ避難してきたウクライナの人々がぶつかる“言葉の壁”を取り除くため、都内のロボットベンチャーが贈ったのは...。

 

ドーナッツロボティクス・小野泰助代表「これが本日ウクライナ大使館に寄付した、翻訳できるマスク」

 

マスクの形をしたこちらの製品は、翻訳機能が搭載されたスマートマスク。

 

一体、どのような製品なのか。

 

通常のマスクの上に取り付け装着すると、音声を認識して翻訳できる仕組みになっている。

 

マスクに搭載されたマイクが音声を認識し、Bluetoothでスマートフォンに送られる。

 

そして、希望の言語に翻訳、再生される仕組み。

現在、100カ国の言語に翻訳可能で、多くの外国人が出入りする羽田空港で実際に導入されている。

 

開発したベンチャー企業のドーナッツロボティクスは、このスマートマスク120個をウクライナ大使館に無償で提供。

 

今後は大使館を通して、日本に避難してきたウクライナの人々に贈られるという。

 

スマートマスクの無償提供は、ドーナッツロボティクス社が起用したモデルがウクライナ人だったことがきっかけで実現した。

 

「日本での生活の質を上げてほしい」という思いで行う、ロボットベンチャーならではの“デジタル技術”を使ったウクライナ避難民支援。

 

希望する全てのウクライナの人々へ提供できるよう、取り組んでいくという。

 

ドーナッツロボティクス・小野泰助代表「わたしたちの技術で国際的な問題を少しでも緩和できるんじゃないかと思って、日本に避難をしたらマスク型の翻訳機があって、『感染対策もしつつ交流もできたんだよ』と言ってもらえるとうれしいと思うし、そのまま製品をウクライナに持って帰ってもらって、母国でも使ってもらえればうれしい」