サイクロン型掃除機などで知られる英家電メーカー、ダイソンが発表したヘッドホン「Dyson Zone」が、ネットで注目を集めている。
同社初のウェアラブルデバイスは空気清浄機を内蔵したヘッドホン。ハウスダスト、粒子状物質、有害なガスなどの空気中の汚染物質を除去し、高度なノイズキャンセリング機能と高品質な音響システムで騒音を遮断するという。秋から一部地域で販売を開始する予定だが、日本での展開有無、時期は現時点で未定という。
通常のヘッドホンにヘッドバンドをもう1本追加し、口を覆う角度で固定したような特異な形状に、SNSでは驚きの声があがっている。「もはや私が30年前に見た21世紀の人間の姿っていう本のとおりになりつつある感すごいw」と、空想世界に登場する未来的なデザインと受け止める人が多く、「バットマンにこんな敵いた気がする」「人造人間キャシャーン」「レクター博士リスペクトかな?」「ザクやんけ!」「竈門禰豆子」など、映画やアニメのキャラクターの容姿を連想したコメントも散見された。
好みもはっきり分かれ、「いやいやw 不審者丸出しやろ」「職務質問されそう」「これ着けて仕事してたら怒られそうなんだが」「奇抜すぎて、逆に欲しい」「めっちゃ好みなデザイン」などの意見が寄せられた。
その一方で、「ゴーグルも搭載して花粉症対応にしてほしい」「全体を覆うヘルメット型がいいな」「もうフルフェイスでいいんじゃないか」といったリクエストも。空気清浄機とマスク、そして音響機器も手がけているシャープの公式ツイッターもこのヘッドホンに反応し、「(同社の空気浄化技術である)プラズマクラスター付きマスクもあながち笑い話でないのかもな、と思いました」とつぶやいた。