こんな日を、天気では「1円玉天気」と言ったりします。
その心は…
「くずれない」です。
高気圧にドンと覆われたときは、晴れて「天気は崩れようがない」。
1円もそれ以上、「小さいお金に崩すことができない」。
という事から、そう呼んだりします。
こんな日は、予報士もデータを追いかけ続け、
パソコンとにらめっこをしなくて済むので、
少しホッとできる日です。
こんな穏やかな日が続けばいいのにと思いますが、
「春に三日の晴れなし」という言葉があるように、
コロコロ変わりやすいのが春の天気。
ただ、今回はそれが当てはまるのは北日本の一部で、
西日本や東日本は週末にかけても晴れが続き、
さらに気温も20℃近くまで上がって、春本番の暖かさに。
しばらく春の柔らかな風や日差しを楽しめそうです。
次に全国的に天気が崩れるのは来週前半。
この雨が「催花雨(さいかう)」となって、
来週後半には、早いところで、
ソメイヨシノが咲き始めるかもしれません。
テレビ朝日気象デスク 手塚悠介