現金離れでミニ財布が人気 売り上げ1.5倍 スマホ一体型も。 | ★マエちゃん噴泉記★【大阪DE農業】

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買い物の時のキャッシュレス決済が進んで現金を使う機会が減っている今、女性の財布の大きさに変化が出ているよう。

 

東京都内の雑貨店を訪れると、入ってすぐの場所に並んでいるのは、折りたたみ型のミニ財布。

25日から開催中の財布展では、小さな財布が多く展示された。

 

このお店では、数年前からミニ財布の売れ行きが伸びていて、今や長財布の販売は、ほとんどしなくなったという。

 

カタカナ自由が丘店・河野純一社長「去年と比較すると(毎年)1.5倍くらいずつ (ミニ財布目的の)お客さんが増えている。キャッシュレスの流れで、現金が少なくなってカード決済が多くなったので、人気になったと思う」

 

コロナ禍で「現金を触りたくない」という人もいることから、ここ数年で加速しているキャッシュレス決済。

 

また1月から、ゆうちょ銀行でも硬貨の預け入れで手数料がかかるようになり、より手数料が安い両替機を利用する人も増え始めた。

 

こうした小銭などの現金離れが理由で、小さい財布を使う女性が増えているよう。

 

ミニ財布派(30代)「あんまり現金使わない。ポイントカードとか持ってない。ATM全然行かない。1カ月に1回くらい。こっちはカードとちょっとした小銭と鍵が入っている」

 

大丸東京店でもミニ財布が増えているといい、売り場には小さいタイプの財布が目立つ。

 

大丸東京店 婦人洋品バイヤー・今泉裕利さん「(ミニ財布は)2、3年前くらいまではなかったが、ここ1、2年で数は増えてきて、シェアも1割くらいだったのが2、3割にのっかるところに今来ている」

 

スマホケースと一体型のものも含め、ミニ財布の売り上げは2021年の、およそ1.5倍に増えたという。