スポーツジャーナリスト・二宮清純氏が12日、読売テレビ系「ウェークアップ」に出演し、ジャンプ女子の高梨沙羅が7日に行われた北京五輪スキー・ジャンプ混合団体でスーツの規定違反で1本目のジャンプが失格になったことに言及。高梨がワールドカップと測定の方法が違っていたと話していることを問題視し「何か今回、国際連盟は処罰主義。これでオリンピックは台無しになってしまう」と批判した。
二宮氏は、気になるのは高梨のコメントだと指摘。『今回はワールドカップと測り方が違ってた。もう一回測り直してほしいと言っても聞き入れられなかった』と言っている。ここ非常に大事なポイントで、もし測り方が違うんだったら、事前に選手のみならず選手団に通知しておくべき」と話した。
さらに「何か今回、国際連盟は処罰主義で違反は違反だろうというような態度なんですけど、本当にこれでオリンピックは台無しになってしまう。まさに4年に1回、命を懸けてる選手にとっては、これやっぱりやってられないということになる。違反者を見つけ出してやろうという処罰主義ではなくて、どうすれば違反者を出さないようにすればいいか、そして検査方法を変えるんだったら事前に通達するという、ここを怠ったんではないかなという気はしますね」と配慮のない処罰主義を糾弾。
キャスターの弁護士で中大法科大学院教授・野村修也氏が「例えば事前に全員を測定して、違反している人は着替えるように命ずるというやり方もあると思う。これ例えば処分は減点というようなやり方は考えられないんですか」と提案すると、二宮氏は「いろんなやり方が今後考えられると思う。やはり記録が全くなくなるっていうことが果たしてこれがいいんだろうかと非常に疑問。今野村さんがルールを変えたらどうだとおっしゃいましたけど、全く私も大賛成」とうなずいた。
○ワタシ想います。
今回のオリンピック、疑惑のデパー
ト状態で、こんな国にスポーツを語る資格はないと・・・。