急死した神田沙也加さん(享年35)の母で歌手の松田聖子(59)が深い悲しみの中にいる。
19日に東京・新高輪プリンスホテルで開催予定だったクリスマスディナーショーは中止。同日、母・聖子の公式サイトはアクセスが殺到しサーバーダウンしたため、所属レコード会社がコメントを発表。
聖子本人の言葉はなく「松田は、未だこの現実を受け止めることが出来ない状態です」と説明し、聖子は「深い悲しみ」にあると理解を求めた。
聖子と神田さんといえば、2011年にNHK紅白歌合戦でテレビ初共演。坂本九さんの名曲「上を向いて歩こう」をデュエットし、歌唱後に抱き合った姿は感動を与えた。
その一方で、何度も母娘の確執が伝えられてきたのも事実だ。
「2004年に沙也加さんは年上ミュージシャンである北野正人と交際していたが、聖子が大反対し、近隣住民から通報されるほどの大ゲンカになったとも伝えられた。紅白共演で一度は雪解けしたが、17年に沙也加さんが9歳年上の俳優・村田充と電撃結婚。しかし、聖子は反対の姿勢で再び亀裂が走ったといわれる」(芸能プロ関係者)
報道だけでなく、目に見える形でも確執をうかがわせた。
2015年発売の神田さん初の自著「Dollygirl」では、父・神田正輝とのプライベート写真を多く掲載した一方で、聖子の写真は一枚もなし。17年5月には神田さんは聖子と所属していた芸能事務所・ファンティックから離れ、新しく設立した事務所・ローブへ移籍した。
「村田さんと結婚した際も正輝さんは結婚式に出席したが、聖子さんは出席はおろかコメントも出さなかった。その後は取材などで神田さんに聖子さんについて聞くことは〝NG〟となり、確執は決定的と言われていた」(テレビ局関係者)
ケンカと雪解けを繰り返した神田さんと聖子の母娘。もちろんその奥底には双方とも深い愛情があったことは言うまでもない。
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