交際相手にひそかに中絶薬 不同意堕胎罪で35歳男性に有罪判決。 | ★マエちゃん噴泉記★【大阪DE農業】

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 交際中の女性に中絶薬を投与し堕胎させたとして、不同意堕胎罪に問われた福岡県宮若市の無職、浜村隆治被告(35)の判決公判が10日、福岡地裁であった。神原浩裁判長は「日本で認可されていない薬剤を、母体の安全を深く考えずに投与した身勝手な犯行」として懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役4年6月)を言い渡した。

 

 判決によると、被告は6月11日午後10時から同40分ごろ、当時交際中で妊娠9週目の女性(当時29歳)に、ひそかに子宮収縮効果のある成分を含む「サイトテック錠100」を投与し、胎児を死亡させた。

 

 神原裁判長は、女性と別れたくてインターネットで薬を注文したとして、その動機は「誠に浅はか」と指弾。「取り返しのつかない結果で、女性が受けた精神的苦痛も大きい」と指摘した。一方、被告が反省し、女性に約束した慰謝料500万円超のうち一部を支払い、監督する親族がいるなどとして「社会内での更生が適当」と判断した。【平塚雄太】