「峠の釜めし」おぎのや長野店、四半世紀の歴史に幕…バスツアー減にコロナ追い打ち。 | ★マエちゃん噴泉記★【大阪DE農業】

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 名物の駅弁「峠の釜めし」を味わえるドライブイン「おぎのや長野店」(長野市篠ノ井西寺尾)が31日、閉店する。四半世紀にわたって観光客や地元住民らに親しまれてきたが、団体バスツアーの減少にコロナ禍が追い打ちをかけた形となった。

 

 1997年1月、上信越道長野インターチェンジ近くに開店した。翌年の長野五輪や、数え年で7年に1度の善光寺御開帳の際には多くの団体客らでにぎわった。900席ある食事スペースは、1日で2~3回転した日もあったという。クリやゴボウ、シイタケなどの具材が入ったJR横川駅(群馬県安中市)の名物駅弁「峠の釜めし」が人気商品だった。

 

 運営会社によると、運転手の居眠りが原因で防音壁に衝突し、45人が死傷した2012年4月の同県藤岡市の関越道のバス事故などに伴う規制強化の影響を受け、団体客が減少。コロナ禍に見舞われた昨年の売り上げは例年の2~3割ほどまで落ち込んだという。

 

 閉店を控えた今月中旬、家族で釜飯を食べに訪れた長野市の会社員(47)は「ここで釜飯やお土産を買って妻の実家に帰省していた。なくなるのは寂しい」と惜しんだ。

 

 長野市内での釜飯の販売は、「ながの東急百貨店」(同市南千歳)で行っており、今後は「ユニクロ長野南店」(同市篠ノ井杵淵)の一角にスペースを設ける。おぎのや長野店の戸田友広ゼネラルマネジャーは「これからも多くの方々に『峠の釜めし』に親しんでもらえれば」と話している。

 

 

 

 

○ワタシ想います。

 『峠の釜めし』、懐かしい駅弁ですよ。